京都府木津川市(木津北地区)で活動している住民主体の里山保全ボランティア団体です。活動日は毎週土曜日です。竹林整備、畑作、 ビオトープの生態系保存などの定期活動のほか、タケノコ掘り、稲刈り、餅つき大会など季節ごとのイベントも行っています。活動の詳しい内容は、「鹿背山倶楽部ニュース」で紹介しています。 下記をご覧ください。
お問い合わせは下のコメント欄からお願いします。
京都府木津川市(木津北地区)で活動している住民主体の里山保全ボランティア団体です。活動日は毎週土曜日です。竹林整備、畑作、 ビオトープの生態系保存などの定期活動のほか、タケノコ掘り、稲刈り、餅つき大会など季節ごとのイベントも行っています。活動の詳しい内容は、「鹿背山倶楽部ニュース」で紹介しています。 下記をご覧ください。
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鹿背山倶楽部の11月度活動報告です。
今月は、親子里山農業体験の「脱穀作業」をおこないました。脱穀した米を月末に精米してみましたが、収量は例年の半分ほどにとどまりました。
ここまで、畑や水路など、さんざんに猪に荒らされてきましたが、今月は、少しづつ補修や補強工事を進めました。
11月2日
この日は、台風から変わった温帯低気圧の影響で午前中は雨がパラパラ落ちてきました。朝から木津川市では警報が出たこともあり、参加者は5名でした。
購入済みであった玉ねぎの苗600本(晩成450、赤玉150)を植えましたが、何とか午前中に植え終わりました。
電柵内の畑が毎日のように猪の侵入により荒らされている様子です。電柵も一か所切られているところを発見しました。補修は済ませましたが、今後は本格的に猪対策を検討、実施していく必要があります。
降雨のため、ザリガニの捕獲数確認はお休みです。
11月9日
「親子農業体験参加者」の8家族30名の皆さんに参加頂き、会員とともに脱穀作業を行いました。この日は朝から快晴になり、恵まれた脱穀の日となりました。
餅米、うるち米(ヒノヒカリ)、赤米の順に田から稲を運び、脱穀を行いました。うるち米はまずまずの収穫量でしたが、餅米、赤米は例年よりかなり少ない様です。
昼食後は、農業体験参加者は自由行動としました。会員の皆さんには、猪が電柵の下から入ってこられないようにと、電柵下に丸竹を敷いて、バリアとする作業を行なってもらいました。これからも、対応方法を考えながら、猪対策を検討していく事になります。
先日の雨で砂泥が堆積してしまったビオトープでは、泥上げ作業を行いました。
ザリガニの捕獲は今月2日以降で、個体4匹を確認。かなり減ってきました。
11月16日
猪対策として、先週に引き続き、電柵下を竹により隙間を塞ぐ作業をしました。また、畑の壁の補強にも取り掛かりました。畑だけではなく、水路も猪に荒らされてしまっていたため、水路の補修も行いました。
この日もビオトープは泥上げ作業でした。頑張っていただきました。
11月23日
急に冬の気配となってきました。日々寒さが増していき、朝の焚火が恋しくなってきました。前週につづき、猪に荒された畑周りの水路を半分ほど補修しました。
畑はほうれん草、水菜の種をまき、保温のためのトンネル作りをしました。会員から頂いたジャンボニンニクを植えました。
ザリガニの姿を2週間ぶりに確認。捕獲数は4匹でした。4月からこの日までの累計で、捕獲数は合計590匹となりました。一応今年度の捕獲作業は終了です。
しばらく休んでいた北谷の竹林整備を再開しました。草刈り及び枯竹の焼却を行いました。これからイノシシに荒らされた通路の整備なども必要です。
11月30日
11月9日に脱穀した籾米は、その後地元の農家の方に乾燥、籾摺り作業を行っていただき玄米となりました。前週には米となったお米を精米しました。この日は、会員等に配布するため袋詰めを行いました。今年の収穫量は白米、赤米、もち米、いずれも昨年の半分ほどの収量に終わりました。
稲刈りが済んだ田では、伸びていたひこばえを刈り、水抜き作業を行いました。12月には一度耕転をする予定です。
またマコモダケも葉も刈り取りを行い、栽培地を整備しました。これも来年の準備です。
水路整備で残っていた田んぼの水路、駐車場脇の水路を整備しました。
先週に引き続き、北谷の竹林整備を進めました。
11月の活動記録
鹿背山倶楽部の10月度活動報告です。
今月のメーンイベントは、親子里山農業体験の「稲刈り」でした。前日までの悪天候で稲刈りの田んぼがぬかるんでおり、参加者は悪天苦闘の様子でした。
今年のイノシシの被害は半端ではありません。従来の柵囲いではなかなか防げなかったところから、波板トタンで畑の周りを囲む対応をしました。
昨年から植え始めたマコモダケは今年は大豊作となりました。
10月5日
「親子農業体験」イベント「稲刈り」を行いました。一般参加の方9家族29名、会員及びその家族27名、総勢56名の参加となりました。
開会前に安全確認のため、会員で田に潜む蛇等の追い出しを実施。マムシが一匹捕獲されました。
現地でのカマの使い方や刈り取り方法の説明のあと、木津川市からお借りした稲刈り用のカマを使い、親子でちょっとぬかるむ田に入り、順次刈り取りを進めました。
参加人数が多かったため、稲刈り、稲の束ね、稲のハザカケ等手際よく進み、午前中には無事終了することができました。皆さんご苦労様でした。
昼食後、会員は大根の第2回目の種まき(3畝)とトンネル設置、ゴーヤ棚の解体と網の整理、その後の耕転と施肥等行いました。
ザリガニの捕獲数は27匹でした。なかなか減りません。
10月12日
当日の朝確認できたことですが、イノシシが電柵の中に入り込んだようで、会員二人の畑が大きく荒らされていました。田に段差があり電柵の隙間が少し広くなっている所から侵入されたようで、補修を行いました。
畑作業は残っていた箇所の畝立てを行い、玉ねぎ、ほうれん草、白菜等を植えるための準備をしました。大根畝は施肥を行い、残っていたトンネル掛けを行いました。
来週以降の猪対策に向けて必要となる竹を切り出し、杭に使うためのカット作業を行いました。
午後からは鹿背山創造社環境班の方(地元の竹ネットの方が中心)と今年度の観察池をまわり、整備の仕方や今後の役割分担等話し合いました。
サリガニの捕獲数は大きい個体2匹、小さい個体が7匹、合計9匹で一桁になりました。捕獲が進んだ結果なのか、池の水が冷たくなって泥の中に潜り込んでしまったのか。もう少し様子を見ることにします。
10月19日
今週も、電柵の隙間からイノシシ(うり坊?)が入り込んで里芋畑等荒らしたようです。電柵下の隙間を少しでも狭くするために、市道沿いの電柵の下に竹を敷きました。
ハザカケ中の稲が一部落下していたため、周囲をひもで囲い落下防止措置を行いました。
白菜苗を購入し2畝+αに植え、上にトンネル掛けをしました。
ザリガニは大きい物のみ7匹の捕獲でした。
10月28日
この日の重要な作業として、下の畑のイノシシ対策を行いました。波板トタンで周囲を囲み、竹杭とテープを使いそれらを固定しました。イノシシの目線からは中の様子は見えないと思いますので安心して今後の植え付けができそうです。
中央サイト横にある畑では大根の間引きと施肥、玉ねぎ用植え付けに向けて穴あき黒マルチを設置しました。玉ねぎは来週植える予定です。
ビオトープは泥上げ及び水路整備、水の出口の竹を針金で補強しました。
お土産は先日から荒らされてしまい地表へ出てしまっていた里芋、マコモダケ(今年は豊作です)、大根の間引き菜、それにカラスに食べられる前にと渋柿(焼酎で甘柿にもできますし、干し柿にもなります)を摘み取りました。
ザリガニの捕獲集は7匹でした。一部の池では捕獲は0になりましたが、別の2か所でまだ潜んでいるようです。
10月の活動記録
鹿背山倶楽部の9月度活動報告です。
9月に入り通常時間の活動となりましたが、まだ暑い日が続き、参加人数も少なめとなりました。残暑が続いたため、草刈り中心の活動になりました。
稲は10月5日の稲刈りに向け、順調な生育状況です。ただ肥料を入れたせいもあり、雑草が増えてきており、水田や水田周りの草取りがメインの作業となりました。
9月7日
台風近接となりました。大規模な草刈り作業ができなかったため、田の周りの刈り残し、電柵回り、市道など、伸びているところを中心に刈りました。
稲刈りに向けて準備として、ハサ架け用の竹を切りだしました。支柱用の竹はまだ足りないので、追加で補充する必要があります。
次の秋野菜の準備に向けて、畑の草刈りをしました。ビオトープは泥上げ等を行いました。
耕運機の紐等が切れてしまいました。バネなどを修理しました。
ザリガニは2週間分で54匹の大量捕獲でした。大半が赤い成体でしたが、小さいものも混じっています。
9月14日
この日も草刈りが一番の作業です。サイト周り、里芋及び冬瓜畑の草刈りを行いました。
進出竹の伐採作業を進めている南側の里山林への階段下部が、猪に荒され壊れてしまいました。補修を行ってもらい、安全に登れるようになりました。。
畑は秋の種まき等に向けて、草取り及び堆肥、石灰を入れました。耕運機の紐の取り換え作業を行いました。ビオトープは引き続き泥上げ及び水路整備を行いました。
ザリガニは30匹の捕獲でした。
9月21日
稲刈りに向け、田の周りの草刈り、支柱用竹の準備等を行いました。赤米の穂が少し黒ずんでいる状況が見受けられ、10月5日の稲刈りに先行して一部を刈り取ることとし、この日は赤米田の水を止めました。
畑は耕運機をかけ、大根用の畝立てを行いました。ビオトープの泥上げ、周辺の草刈りを継続して進めました。
ザリガニは31匹の捕獲でした。
9月28日
赤米が「すす病」にかかっている恐れがあります、病害の拡大を防ぐため会員で先行して刈入れを行い、干しました。「すす病」は収穫量は減少にはなりますが、食べても体には影響はないとの事です。
餅米、うるち米の田は来週の稲刈りに向け、水を止め田の乾燥を進める作業を行いました。またハサ架けの支柱、刈った稲を縛る紐の準備を済ませました。
畑は大根の一回目の種まきとして3畝で行いました。市道脇にある堆肥の仮置き場を次の搬入に備えて整理しました。
ザリガニは23匹の捕獲でした。少し減ってきたようです。
9月の活動記録
鹿背山倶楽部の8月度活動報告です。
猪の被害が甚大です。サイト横にある倶楽部の畑のサツマイモも、隙間から入られ全滅です。ナスやピーマンなど青物の苗も根元から掘り返され、何本かダメになりました。
近隣で活動している竹ネットさんの野菜畑も全滅とのこと。秋野菜の種まきに向け、対策を検討していく必要があります。
8月3日
この日の活動の中心課題は田の「中干し」でした。田の土手や水路を整備して、田への水入れを行いました。
水路は取水口近くを猪が荒らしています。草刈りをして水路の掘り起こしをしました。またモグラ穴により発生していた土手の水漏れは、水漏れ箇所に畔用の波板を打ち込み補修を行いました。それらが終わり、何とか水を田へ導くことができました。
昔あった瓦焼き窯横の竹塀近くも、猪のミミズ取りで被害を受けました。市道脇の畑も垣にしていた竹材を破られて荒らされました。竹垣はある程度片付け、応急整備をしましたが、秋に向けて対策を考える必要があります。
夏が本番の草刈り作業は、田の土手や水路周り、果樹周辺で行いました。また刈払機の修理も行いました。ただ暑さは朝から尋常ではなく、参加人数も少なかったため、十分な環境整備はできませんでした。
この日のザリガニの捕獲数は14匹でした。
8月10日
酷暑の中、田の草取りをメイン作業で行いました。中干を経て、先週水入れをしましたが、たちまち草も生えてきており、放置すると稲の生育に影響します。電柵の下等の草刈りもしました。
この日夕刻からの暑気払いに備え、当日は昼前には早めに作業を終えました。
ザリガニは成体とみられる赤くて大きいものを中心に、子供のザリガニも含め43匹を捕獲しました。
まだまだ個体数は減りません。
夕刻から高の原「テバス」にて暑気払いを行いました。参加者はOBの方1名を含め15名でした。
8月17日
この日はお盆休みとしました。
8月24日
お盆過ぎとは言え、まだ暑い日が続きます。
田への水が途切れがちでしたので、水源にしている川の上流部から取水口の補修、再整備を行いました。
土嚢を積み替え、重しの石の置きかえる作業です。水路もちゃんと水が流れるように泥上げ等も行いました。来週からの降雨を期待です。
前週はお盆休みで、この間に草も伸びていましたので、田の周りを中心に各所で草刈りを行いました。
ビオトープの担当者も長期出張から戻ってこられ、水路整備、泥上げ、ビオトープ周囲の草取り等行いました。
レンコン畑の草取りも行いました。ザリガニは2週間ぶり捕獲数確認。16匹の捕獲となりました。少し減ったのでしょうか。
8月28日(水)
かねてより会員から指摘があり、市にもその対策を依頼していました駐車場付近、中切川対岸の民有地の傾斜大木。この日、枝はらいを市役所の方で対処して頂きました。有難うございました。
ただ護岸等を守る必要もあり、根元からの伐採は避け、上方の枝を全て伐採するという事になりました。太い枝は残ったままます。ご留意ください。
この日は、竹ネットさんに駐車場の草刈りを当番月として実施して頂きました。ご苦労様でした。来月は奇数月の9月。鹿背山倶楽部の担当になります。皆様宜しく。
8月31日
台風10号が接近し、朝から雨風が強いため全体活動は中止としました。
8月の活動記録
「9月の活動」の欄にも紹介しましたが、9月からは、活動時間が夏時間から元に戻ります。10時から3時までとなります。。
鹿背山倶楽部の7月度活動報告です。
酷暑の到来です。草刈りは夏の活動日の毎回の仕事です。電柵の下、田の土手、畑の周囲、サイト周囲等幾らでも仕事はあります。
捕獲作業を続けているザリガニの調理、試食の結果報告をいただきました。コクがあって美味しかったそうです。
7月6日
畑の夏野菜の収穫と草取りを行いました。
北谷の伐採した竹の運搬作業と一部の焼却を行いました。
山桜が育っているサイトの反対側斜面では竹の進出が目立ち始め、竹を伐採することにしています。竹の伐採、運搬と処理等体力を必要としますが皆さんの参加をお願い致します。
小屋の屋根の竹材による補修も必要です。切り出し、半割作業にも参加をお願い致します。
ビオトープへの南側からの水路がこの間の雨で砂が堆積していましたので除去し、流れを確保委しました。
本日のザリガニの捕獲数は24匹でした。
7月12日(金)
6月にザリガニを差し上げた京都大学フィールド研の学生さんから写真付きでその調理の様子、試食結果の報告をメールでいただきました。フランス料理のビスク(甲殻類のスープ)として作られたそうで、少しミルクを加えてコクを出し、美味しい出来ばえになったそうです。以前から生物多様性センターの先生方から「美味しいですよ」とは聞いていました。会員の皆様、どなたか試食してみませんか。
7月13日
梅雨の中休みでした。太陽が顔を出すことはありませんでしたが、それでも作業を進めるにつれ汗が噴き出す状況でした。
今日のメイン作業は3つの田の草取りです。稲の分結はまだ半数程度しか進んでおらず、田植え後五週間が経過しましたが、中干しをするにはまだ成長が進んでいない様子です。草取りを済ませたので、栄養が稲に回ってくれると良いのですが。
水田土手の水漏れ箇所の確認と補修をしました。
畑ではナス、ピーマン、ゴーヤなど夏野菜の収穫、ゴーヤ畝周りの草取りを行いました。
小屋の屋根の葺き替えも竹材の備蓄を使って吹き替えました。進出竹の伐採も少数の会員で進めています。
ザリガニは捕獲集が少し減ってきました。中型の物が7匹でした。
7月20日
田の堰を切って中干を行いました。
府道からの進入路から駐車場までの草刈りを行いました。この週に降った雨で道路に水たまりができています。木津川市に補修用の砂利の支給をお願いしました。
畑ではゴーヤ、青物(ナス、ピーマン、万願寺、しし唐)の収穫と毎週の草取りが続いています。
畑の赤ジソが成長してきました。シソジュースを作る会員に持ち帰ってもらいました会員からも青ジソ(オオバ)と赤ジソの差し入れもあり希望者が持ち帰りました。
会員が個人で耕作している畑をイノシシが荒らしています、倶楽部の畑は今のところ進入されてはいませんが、ミミズを食べに土を掘り返すので、成長しつつあるサトイモなどが壊滅状況です。どうしたものか、対策が必要です。
ザリガ二は先週餌を入れ直したせいか、大きくて赤くなった成体を中心に28匹の捕獲。また増えました。まだまだ泥の中に潜んでいるのでしょうかね。
7月27日
前週に会員から指摘のあった進入路の水たまり整備に関しては、木津川市の迅速な対応と、近隣の竹ネットの皆さんの作業へのご尽力でさっそく整備されました。感謝です。
水田への水入れを検討しましたが、まだ完全に干上がっていない箇所もあり、水入れは翌週という判断になりました。土手の補修もその際に行います。
この日のメイン作業はやはり草刈り。レンコン田の雑草引き、果樹園、水田やビオトープ周りの草刈りに追われました。
里山林整備も少人数で継続して行っています。
この日のお土産はゴーヤと定例の夏野菜でした。
ザリガニの捕獲数は7匹(大2、小5)でした。駆除がだいぶ進んだのでしょうか。
7月の活動記録
◆道具小屋の竹屋根の葺き替えもあとわずかになりました、材料確保と葺き替えを行います。
◆8月17日(土)はお盆休みという事で、倶楽部の定期活動もお休みと致します。ご先祖の供養と自らの健康管理にいそしんで下さい。
◆7月中旬頃からイノシシの畑等への侵入と土の掘り起こし、猿の野菜等の食い荒らしの被害が目立つようになりました。
一部の会員管理の畑は作物が全滅、倶楽部のサツマイモ畑も一部が全滅など甚大な被害が生じています。今年の異常気象で山中での獣の食料も不足して里へ頻繁に降りてくるのでしょうか。今後の対策を検討していく必要があります。
◆8月10日は、午前中の作業を終えた後、午後5時から高の原のテバスで暑気払いを予定しています。参加希望の連絡がまだの会員、8月8日(木)曜日までにお知らせください。パートナーの参加もOKです。
◆「来月の活動」の欄にも書きましたが、8月17日(土)はお盆休みという事で、倶楽部の定期活動もお休みとします。
鹿背山倶楽部の6月度活動報告です。
夏の到来を控え、里山でのさまざまな活動が活発化してきました。毎年継続している「親子里山農業体験」は、6月8日に田植えを行いました。また、6月2日(日)にはビオトープと、そばを流れる中切川でいきもの観察会が開催されました。「こどもエコクラブ」が主催し、40名余りが参加しました。
6月1日
毎週のお湯沸かしに使う燃料確保のため、北側谷の枯竹を下ろす作業を行いました。まだまだ足りませんので継続して行う必要があります。
翌週の田植えに備え、3枚の田の周囲及び駐車場の草刈りを行いました。
収穫を終了し堆肥を入れておいた玉葱畝畑を耕転し、ゴーヤ畝等の草抜きを行いました。
6月2日(日)
鹿背山にあるビオトープ池や中切川を舞台に、「こどもエコクラブ」がいきもの観察会を開催しました。
当日はエコクラブ会員の子供達(幼児含め19名)及び父兄、支援する市職員やサポーター、「きょうと生物多様性センター」の中嶋先生など、総勢約40人が参加しました。当倶楽部からも現地責任者として3名が参加し、倶楽部で観察をしているヤマトサンショウウオの状況や特定外来生物アメリカザリガニの捕獲数の報告、子供たちがビオトープで捕獲した水生生物の同定作業などお手伝いを行いました。
毎週土曜日に、ビオトープに仕掛けたワナに入ったザリガニの捕獲数を確認していますが、この日は1日ずらしで実施。参加の子供たちを中心に作業を行ってもらい、ザリガニはこれまで最多となる56匹を捕獲しました。
すくい網を使って、他の複数種の水生生物も捕獲できたとの子供たちの報告もあったようです。このような事はこれまでにはなかったようで、続けてきたザリガニ駆除のおかげではという指摘もいただきました。
6月8日
今年度の「親子里山農業体験」イベントのスタート、田植えの日です。会員20名及びその家族12名、一般参加者8家族合計26名の参加を得て2枚の田に順次田植えを行いました。
植え縄に沿って皆が横一列に並び、後ろに下がりながらの田植え作業です。大勢の参加を得て、予定より早く終える事が出来ました。
田植え終了後、一般参加者はお土産のジャガイモを各家族毎に掘ってもらい、昼食を済ませてイベントは終了となりました。
会員は昼食後も一仕事。サトイモの苗の植え直しをしました。今年は購入した種イモの半数近くが芽が出なかったため、会員が畑で別に育てていた、発芽したサトイモを頂きました。順調に育っているマコモダケ水田の草取りも行いました。
会員も掘ったジャガイモをお土産にしてもらいました。梅雨までには収穫を済ます必要があります
この日のザリガニの捕獲数は34匹。相変わらず多い数です。
6月15日
苗の成長の遅れて前週にできなかった古代米(赤米)の田植えを会員で行いました。これで無事3枚の田で田植え完了です。前週田植えを済ませた2枚の田には施肥を行い、植え込みが浅くて浮いてきている稲苗の植え直しを行いました。
里山林整備では、山桜が育ってきている斜面にまた侵出し始めた竹を切りだしました。これからは夏に向けて生い茂る草対策が重要な仕事となります。手始めに電柵下の草刈りをベテラン会員が行いました。
この日のザリガニ捕獲数は12匹でした。
6月22日
前日に近畿地方の梅雨入り宣言がなされましたが、この日はさっそくの梅雨の中休みか? 強い日差しと、先日来の雨の影響で蒸し暑い日なりました。
太陽と雨で草は成長が早くなってきています。トウガン、かぼちゃの畑を中心に草刈りを行いました。
毎週の定例作業となっている「あなごかご」の引き上げとザリガニの捕獲数確認を、会員と子供たちとで共同で作業してくれました。この日はマムシもワナに入っていました。すでに死んでいましたが、皆でこわごわ確認しました。
小屋の屋根の葺き替え作業でベテラン、若手の会員二人に頑張って頂きました。今回は端が朽ちてきた部分を葺き替えましたが、まだ中央部分の葺き替えが残ったままです。竹材の切り出し、半割や節取りの作業がまだまだ必要です。
古代米の田の土手で水漏れが確認されましたので土嚢での補修を行いました。これからの梅雨時、水田の日々の水漏れ対策や稲の生育状況の確認、病害虫の予防等が必要となってきます。
この日のお土産は畑のピーマン、万願寺、シシトウ。少ない数でしたが皆で分け合って持ち帰りました。
この日のザリガニの捕獲数は16匹でした。
・6月29日
朝は多少雨模様でしたがしばらくして日が差し、梅雨の晴れ間となりました。雨と夏の太陽で草の成長は著しく、大半の作業が田んぼや畑の土手周りの草刈りや畑の草抜きにとなりました。サツマイモ畑も草に負けそうです。
小屋の葺き替え材の準備もしました。しかしまだ足りません。来週以降も草抜き同様、小屋の葺き替えも頑張る必要があります。
気になっていた水田の水漏れは一応止まった感じがありますが、稲の生育状況の把握や水量管理等継、これから継続した水田管理が必要となってきます。
この日のザリガニ捕獲数は54匹と大量でした。
6月の活動記録
6月の活動参加者は以下のとおりでした。
大坪、加藤、田淵、中川、西田、西村、福井、前田、松尾、宮園(伸)、三宅、坂上、塚倉、山村、マシューさんとご家族、松浦さんとご家族、宮地さんとご家族、清水さんとご家族、木下さんとご家族、吉田さんとご家族、神保さんとご家族、西さんとご家族、望月さんとご家族、江川さんとご家族、福山さんとご家族でした。
鹿背山倶楽部の5月度活動報告です。
例年4月に開催している鹿背山倶楽部の定時総会を、今年は5月11日(土)に開催しました。新たに執行部の交代人事が承認され、会長には前田敏機さんにかわり加藤育生さんが選任されました。
5月4日
午前中の活動として今年初めてのヨモギ摘みを行いました。ヨモギの若葉はすくすくと育っており、もえぎ色が鮮やかなヨモギをたくさん収穫しました。
害獣除けの電柵に通電するための蓄電池を設置している板と杭が腐りかけていました。新たな杭を打ち込み、蓄電池を直接杭に乗せるようにしました。
繫茂しだした雑草の草刈りをベテラン会員が率先して行ってくれました。
5月11日
午前10時から2023年度総会を開催しました。当日出席者は18名、委任状は10名で総会は成立しました。まず会則の変更について討議・採択を行い、引き続き23年度の活動報告・決算報告、会計監査報告、24年度の活動計画・予算計画、役員改選と進み、全ての議案を無事採択しました。会長には前田敏機さんにかわり新たに加藤育生さんが選任されました。
みなさんよろしくお願いいたします。
この日、3月末で退会された会員の方がお別れの挨拶に見えられました。懐かしいいろいろな思い出が脳裏に浮かんでこられたのでしょうか。感慨深げに畑や水田を見て回られていました。
総会終了後は、全員でヨモギ摘みを行いました。12月の餅つき(ヨモギ餅)に向けての材料確保です。それぞれが摘んだヨモギは各自で持ち帰り、さっと茹でて、冷凍庫で保存。餅つき当日に持ってきて頂くこととしています。
午後からはトウガン、カボチャの植え付けと行燈作業をしました。サトイモの畝周りの草取り、ジャガイモの土寄せと施肥、ゴーヤの苗の追加植えとネットの設置等も行いました。早生の玉ねぎの茎がほぼ倒れていたのですべて収穫し、参加者全員のお土産としました。
また水田への水入れ、古代米の籾をパレットに入れビオトープ池に設置、発芽を待つ準備をしました。これからは田植え準備です。
5月18日
朝会で、平日の作業に来ていた会員がマムシを2匹発見・駆除したことを報告し、会員に注意を促しました。これから暖かくなると、湿った場所近くなどでマムシが見つかります。作業時には注意が必要です。
水田ではこの日が第1回目の代かきです。まず耕運機で全体をならし、トンボなどで平坦にしていきます。水田周りでは、電柵の下の草刈りも行いました。
また、紫蘇(シソ)ジュースや梅干し用の赤ジソを育てるため、カボチャ畑の横に畝をつくり、各会員の畝に自生してきていた赤ジソを移植して頂きました。夏の紫蘇ジュース作りが楽しみです。
5月24日(金)
木津川市からの要請を受け、他の活動団体との共同作業として鹿背山エリアの市道を整備。整備には会員6名が参加してくれました。恵比寿神社及び旧鹿背山分校方面への山道(市道)の草刈り、枯竹の除却等を行いました。
5月25日
この日の定期活動は、2回目の代かきがメインの作業でした。代かきはこれが最後で、3枚の田はほぼ綺麗に平らになりました。
ビオトープ池に設置に設置していた古代米のパレットを日当たりの良い古代米用の田に移しました。、一層の苗の成長を期待してのことです。
枯れてしまったカボチャ苗1本の植え替え、里芋、じゃがいも、サツマイモ畝の草取り、玉ねぎ畝跡への堆肥入れをしました。この時期は定例作業となる草刈りを刈払い機を使って行いました。
耕運機等の収納場所である小屋の竹屋根が一部朽ちかけてきました。次回以降に葺き替えをするため、材料の竹を寸法を整えて切り出し、屋根材にするための半割作業等を行いました。ただまだ必要となる材料の半分程度しか確保できておらず、来週以降も材料確保に向けて竹の切り出しが必要です。
今まで整備してきた里山林では、このところ竹の伐採を行っていませんでしたが、会員が山に入り、浸食し始めた竹の伐採を再開しました。
先月6日に設置したザリガニ捕獲用のワナには5月に入ってからは84匹、4月以降の累計で127匹が捕獲されてきています(毎週土曜日に罠を引き上げて数を確認しています)。水温が高くなって活動が活発化してきているようですが、こんなにも沢山いるとは驚きです。アメリカザリガニは「特定外来生物」として駆除が求められている生き物です。ザリガニ以外のドジョウ、ヤゴ、サワガニなども捕獲されていますが、これらはビオトープへ戻しています。
5月の活動記録
5月の活動参加者は以下のとおりでした。
大坪、田淵、中川、西田、西村、福井、前田、松尾、宮園(敏)、宮園(伸)、マシュー、松浦、三宅、清水、宮地、坂上、吉田、神保、西、塚倉、望月、江川、山村、福山、加藤でした。
鹿背山倶楽部の4月度活動報告です。
肌寒い気候が続いた3月でしたが、4月に入って気候がやっと暖かくなったこともあり、子供を含めた家族での参加が増えてきました。鹿背山にも子供たちの元気な声が響くようになりました。多い時では約10人の子供が参加してくれています。
活動エリア北側傾斜地では、竹林の整備を続けてきました。ほぼ毎週、枯竹の運搬と焼却作業を行いました。暖かくなって、雑草も目立ってきました。道路わき、電柵周囲の草刈りを継続して行いました。
畑では夏野菜の植え付けが始まりました。20日にはサトイモ、27日にはサツマイモの種イモを植え付けました。
夏野菜の代表格、ゴーヤの植え付けもまもなく始まります。今月は、棚の設置や畝立を行いました。5月にはナス、シシトウ、ゴーヤ、かぼちゃ、トウガン等の植え付けを予定しています。
ジャガイモは順調に育ってきています。昨年初めて植えてみて好評だったマコモダケは今年は収穫の拡大を図る計画です。6日には、水田下の沼に分結して植え付けました。玉ねぎは早生種を栽培していますが、最近の気温が影響したのか、結球が通常の収穫時の大きさになる前に、すでに倒れ始めています。もうしばらく様子見です。
ビオトープでは外来種のアメリカザリガニの駆除を本格化させました。先月に「あなごカゴ」を使った駆除方法を教えていただきましたので、6日からあなごカゴを仕掛けました。仕掛けたカゴは、13日、20日、27日と毎週引き上げてみました。毎回の引き上げではザリガニを10数匹捕獲、捕獲数は3回合計で40匹余に達しました。最初は結構大きいものがかかり、その後は小さい個体となってきていますが、今後も引き続き餌を入れながら、捕獲を継続していきます。
また来月11日の総会に向けて、報告議案の確認や、出欠確認等準備を進めてきています。
4月の活動記録
会員の皆さんにはすでにご案内の通り、野菜作り活動の中心メンバーだった坂本七生さんが3月8日に急逝されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
さて、鹿背山倶楽部の3月度活動報告です。
今月第二週までは例年通りの春野菜植付けや準備などの活動を行ってきました。畑のリーダーだった坂本さんのご逝去により、その後の作業の流れがわからず戸惑いました。しかし季節は待ってくれません。迷いながらもレンコンの植え付け、マコモタケの植え付け準備など春野菜用の畑地の準備を行いました。
平日に畑などに出てくる会員が確認できるように、新たに駐車証明書を発行しました。外から見えるように車のダッシュボードに置いてもらい、来所時と帰宅時には残っている会員に声をかけるようにしてください。各自の安全確認を徹底するためです。
3月2日
3月最初の活動日は寒風が吹く中での作業となりました。残っていた最後のホウレンソウを収穫し、スコップでレンコン畑の耕転をしました。
前週ワナで仕留められた鹿の肉を会員が頂きました。この日鹿肉でカレーを作ってくれました。
鹿肉は筋が多くこれを取るのが大変だったとのこと。当日の参加者15人で頂きました。手間の甲斐があり肉は柔らかく味付けも最高。全員満足の様子でした。
3月9日
ワケギを収穫しました。畦の草取りを行い春野菜の準備をしました。
ビオトープでは、水位を上げるため低い導水管の出口の嵩上げを行いました。
竹林では竹の間伐と枯竹の焼却でした。
本部前広場へのアプローチ場所に堆肥を置いていましたが、車がスリップして入れません。一部の堆肥を移動させました。
3月12日(火)
坂本さんの葬儀には多くの会員の参加がありました。野菜作りのすべてを統括し、われわれの大切な支柱であった坂本さんをみんなで見送りました
3月16日
坂本さんが携わっていた田畑のマネージメントを暫定的に会員に振り分けました。リーダーとして西田、レンコン畑は西村、果樹園は宮園(伸)、水田は塗信の各氏にお願いしました。
当日の活動は、サツマイモ畑の耕転、種レンコンの取出し、イベント横の畑の草取り、竹の間伐などでした。
午後は会計監査を前に、金銭出納の確認を行いました。
3月23日
終日雨天のため活動を中止しました。
5月の総会に向けて会計監査を行いました。関係者がイオンにあるフードコートに集合しました。
3月30日
2週間前にいったん掘り上げたレンコンを植え付けました。
この日の作業は、果樹の剪定、畑の草取り、サツマイモ畑への堆肥投入、枯竹の焼却などでした。
活動は午前中で終了しました。
何人かの会員がタケノコ探しをしましたが、今年は不作年に当たり、気温も低温の日が続きました。タケノコの成長は遅れているようで、残念ながらこの日の収穫はゼロでした。
3月の活動記録
鹿背山倶楽部の2月度活動報告です。
今月の主な活動は春野菜用の畑の準備、枯竹焼却やビオトープ補修などでした。
また、来年度の市民参加イベント及び会計監査の日程調整を行いました。
特定外来生物の駆除講習会も現地活動地にて開催しました。
2月3日
畑ではジャガイモ植え付けのための畝作り、ワケギの草取りなどを行いました。
北側傾斜地では、このところ継続してきた枯竹の焼却を継続して行いました。
ビオトープでは、しばらく十分な手入れができていなかった泥上げや堤防の補修などをおこなました。
最近、焼き芋用に活躍してくれているダッチオーブン。取っ手が傷んで使い勝手が悪くなっていました。このため、会員が100円ショップで材料を調達し、取っ手の交換をしてくれました。
2月10日
畑では、ジャガイモ100個を半分に切り植付け用に灰付けをしました。レンコン畑やマコモタケ用の水田に寒肥を投入しました。
前週に引き続き、傾斜地での枯竹の伐採・運び出しと焼却、ビオトープの土手の嵩上げ等を行いました。
1年近く栽培していたホワイトスターという白ネギを収穫し会員の手土産にしました。なかなかおいしく仕上がっており、鹿背山倶楽部のヒット作品の一つとなりました。
2月17日
畑ではタマネギの追肥、新しく作ったマコモタケ水田へのたい肥投入をしました。
ビオトープでは、土手の修理等を行いました。
2月19日(月)
京都府立大の生物多様性センター、淡水生物研究センターのご協力をいただき、特定外来生物駆除のための講習会を開催しました。
ビオトープでのザリガニ捕獲のトラップの仕掛け方などを学びました。
2月24日
畑では、灰付けしたジャガイモ100個を植え付けました。タマネギ畑の除草を行い、マコモタケ水田には水を入れました。
ビオトープの補修、枯竹の焼却も引き続き行いました。
この日はホウレンソウを収穫し、会員の手土産にしました。
2月の活動記録