23年度総会を開催しました

鹿背山倶楽部の5月度活動報告です。

例年4月に開催している鹿背山倶楽部の定時総会を、今年は5月11日(土)に開催しました。新たに執行部の交代人事が承認され、会長には前田敏機さんにかわり加藤育生さんが選任されました。

5月4日
午前中の活動として今年初めてのヨモギ摘みを行いました。ヨモギの若葉はすくすくと育っており、もえぎ色が鮮やかなヨモギをたくさん収穫しました。

害獣除けの電柵に通電するための蓄電池を設置している板と杭が腐りかけていました。新たな杭を打ち込み、蓄電池を直接杭に乗せるようにしました。
繫茂しだした雑草の草刈りをベテラン会員が率先して行ってくれました。

5月11日
午前10時から2023年度総会を開催しました。当日出席者は18名、委任状は10名で総会は成立しました。まず会則の変更について討議・採択を行い、引き続き23年度の活動報告・決算報告、会計監査報告、24年度の活動計画・予算計画、役員改選と進み、全ての議案を無事採択しました。会長には前田敏機さんにかわり新たに加藤育生さんが選任されました。
みなさんよろしくお願いいたします。

この日、3月末で退会された会員の方がお別れの挨拶に見えられました。懐かしいいろいろな思い出が脳裏に浮かんでこられたのでしょうか。感慨深げに畑や水田を見て回られていました。

総会終了後は、全員でヨモギ摘みを行いました。12月の餅つき(ヨモギ餅)に向けての材料確保です。それぞれが摘んだヨモギは各自で持ち帰り、さっと茹でて、冷凍庫で保存。餅つき当日に持ってきて頂くこととしています。
午後からはトウガン、カボチャの植え付けと行燈作業をしました。サトイモの畝周りの草取り、ジャガイモの土寄せと施肥、ゴーヤの苗の追加植えとネットの設置等も行いました。早生の玉ねぎの茎がほぼ倒れていたのですべて収穫し、参加者全員のお土産としました。
また水田への水入れ、古代米の籾をパレットに入れビオトープ池に設置、発芽を待つ準備をしました。これからは田植え準備です。

5月18日
朝会で、平日の作業に来ていた会員がマムシを2匹発見・駆除したことを報告し、会員に注意を促しました。これから暖かくなると、湿った場所近くなどでマムシが見つかります。作業時には注意が必要です。

水田ではこの日が第1回目の代かきです。まず耕運機で全体をならし、トンボなどで平坦にしていきます。水田周りでは、電柵の下の草刈りも行いました。
また、紫蘇(シソ)ジュースや梅干し用の赤ジソを育てるため、カボチャ畑の横に畝をつくり、各会員の畝に自生してきていた赤ジソを移植して頂きました。夏の紫蘇ジュース作りが楽しみです。

5月24日(金)
木津川市からの要請を受け、他の活動団体との共同作業として鹿背山エリアの市道を整備。整備には会員6名が参加してくれました。恵比寿神社及び旧鹿背山分校方面への山道(市道)の草刈り、枯竹の除却等を行いました。

5月25日
この日の定期活動は、2回目の代かきがメインの作業でした。代かきはこれが最後で、3枚の田はほぼ綺麗に平らになりました。
ビオトープ池に設置に設置していた古代米のパレットを日当たりの良い古代米用の田に移しました。、一層の苗の成長を期待してのことです。
枯れてしまったカボチャ苗1本の植え替え、里芋、じゃがいも、サツマイモ畝の草取り、玉ねぎ畝跡への堆肥入れをしました。この時期は定例作業となる草刈りを刈払い機を使って行いました。
耕運機等の収納場所である小屋の竹屋根が一部朽ちかけてきました。次回以降に葺き替えをするため、材料の竹を寸法を整えて切り出し、屋根材にするための半割作業等を行いました。ただまだ必要となる材料の半分程度しか確保できておらず、来週以降も材料確保に向けて竹の切り出しが必要です。

今まで整備してきた里山林では、このところ竹の伐採を行っていませんでしたが、会員が山に入り、浸食し始めた竹の伐採を再開しました。
先月6日に設置したザリガニ捕獲用のワナには5月に入ってからは84匹、4月以降の累計で127匹が捕獲されてきています(毎週土曜日に罠を引き上げて数を確認しています)。水温が高くなって活動が活発化してきているようですが、こんなにも沢山いるとは驚きです。アメリカザリガニは「特定外来生物」として駆除が求められている生き物です。ザリガニ以外のドジョウ、ヤゴ、サワガニなども捕獲されていますが、これらはビオトープへ戻しています。

 

5月の活動記録

堆肥の入れ替え

総会用の椅子を配置

ザリガニの峻別作業(子供達も一緒)

代かき2回目終了

ゴーヤ横の畝に移植した赤ジソ

屋根材の材料竹を準備

田に移動した赤米の苗と追加籾

田んぼ周囲を草刈り

 

6月の活動予定
6月から「親子里山農業体験」が始まります。第1回の田植えは6月8日(土)に行います。
これから梅雨の季節に入ります。畑同様、田の管理も忙しくなります。
ビオトープなどで始めたザリガニ捕獲はしばらくは継続します。

 

5月度の活動参加者

5月の活動参加者は以下のとおりでした。

大坪、田淵、中川、西田、西村、福井、前田、松尾、宮園(敏)、宮園(伸)、マシュー、松浦、三宅、清水、宮地、坂上、吉田、神保、西、塚倉、望月、江川、山村、福山、加藤でした。

 

お知らせ
6月8日の「親子里山農業体験」田植えは、少雨決行です。雨が強くて中止する場合は、当日の午前8時頃にメールで中止の連絡をします。
秋・冬の「農業体験」は、(第2回・稲刈り)10月5日、(第3回・脱穀作業)11月9日、(第4回・餅つき)12月21日と、いずれも土曜日で開催する予定です。