鹿背山倶楽部の4月度活動報告です。
今年は春の訪れが遅く、初旬から顔を見せていたタケノコも、初めは小さいままでしたが、気温が上昇してきた下旬には、例年同様成長した姿を見せてくれました。田んぼでは田植えの準備が始まりました。
4月5日
翌週開催される総会に向け、役員会を開きました。議案書の内容説明や出席予定者、委任状の提出等の確認をしました。
この日は、会員の友人3名と京都府大のサークル「森なかま」の2名の方々が現地見学に来られました。鹿背山の里山林を少し案内をするとともに北谷の竹の伐採や焼却等のお手伝いをして頂きました。さらに、今後の団体会員としての参加をお願いしました。若い人が竹の伐採等里山林整備に参加して頂ければこれほど心強いことはありません。
畑作では里芋、冬瓜畑の耕運機による耕転作業を行いました。川からの引き込み水路の竹による護岸整備も継続して行いました。あと少しで完成です。ほうれん草・キクナ畑の草取りを行い、成長したものはお土産としました。
ビオトープの泥上げも今月いっぱいは継続する予定です。ザリガニの捕獲に向けてビオトープ他に「アナゴ籠」を仕掛けました。
タケノコは小さいものが少し取れはじめました。これからの雨に期待し、「雨後のタケノコ」と行きたいところです。
4月12日
2025年度総会を開催しました。会員数28名、出席19名、委任状8名で成立。提案された議案について質疑の後、全ての案件を承認し、無事閉会しました。新しい役員体制で2025年度のスタートです。
総会の後、午前中の作業をしました。田の耕運機かけ、じゃがいもの芽欠き、ほうれん草、キクナの収穫、ビオトープの整備などです。また赤米の塩水選と湯温消毒を始めました。
昼食後は会員の自由行動時間。自ら管理する畑の世話やタケノコ探しを行いました。タケノコはまだ小さい物が多く、数も多くないですが、枯葉をかき分け堀り上げました。
夕刻からは高の原駅前にある飲食店で春の懇親会を開催しました。会員家族の女性も2名、会員OB1名も参加し、総勢17名で楽しい時間を過ごしました。
4月19日
週前半が夏日となり、ちょっと暑さを感じる日でした。田への導水路の整備をしました。中切川からの取水口付近にたまった砂を取り除き、塩ビ管を埋め込む処置をしました。また一番下にある田に水を引き込み、赤米の苗代を準備しました。
畑では里芋(石川早生)を4畝、40個植え付けました。サイト横の畑は草取りを行い、ゴーヤ等夏野菜の植え付け準備です。マコモダケも掘り上げていた株を分結し、再度植え付けました。ハーブ園も整備が進んでいます。
午後は早めに作業を切り上げ、希望者はタケノコ掘りをしました。それなりにタケノコが収穫できたようです。今年は全国的に真竹は花が咲き、竹が枯れ始めているとのニュースがありましたが、当地では真竹が枯れたのは昨年。今年はタケノコはそれなりに収穫できています。
ザリガニは先週捕獲数を確認しませんでしたが今週は7匹(大1中2小5)確認できました。また川エビなのかザリガニの赤ちゃんなのか判然としないものが多数捕獲できました。川エビであることを祈ります。マムシも1匹見つかりました。水路側や湿地を歩くときは注意が必要です。
4月26日
田植えに向け赤米の苗づくりを始めました。パレットに生育用の土を入れ、その上にこの間の温度管理で小さい芽を出した籾を撒き、田の脇に水を引き作った苗代に移しました。カバーをかけ苗の生育を待ちます。
畑では夏野菜の植え付けに向け堆肥を入れ、耕転、畝立てと準備を進めました。またゴーヤを植える予定の畝には棚づくりとネットも張り終えました。
畑で倒れかけている玉ねぎを一部収穫し、お土産としました。会員から寄付して頂いた里芋を空いている畝に追加で植えました。合計5畝となりました。電柵の下や周囲の草刈りもいよいよ本格的に作業を開始する季節です。
昼食場所の屋根材のビニールにも弛みができ、雨水がた溜まるようになりましたので、割竹を屋根桟の代わりとして使い補強しました。
里山林の進出竹の伐採も再開です。ザリガニの捕獲数は少し増え10匹となりました。
4月の活動記録
また親子農業体験の参加者募集も5月の市公報に掲載され受付が始まります。畑ではサツマイモ、ゴーヤ、しし唐、ピーマン、ナスなど夏野菜の植え付けが始まります。
4月の活動参加者は以下のとおりでした。
江川&ご家族、大坪、加藤、木下、阪上、清水&ご家族、神保&ご家族、田淵、塚倉、中川、西田、西村、橋場、福井、前田、マシュー、松浦&ご家族、松尾、三宅&ご家族、宮地&ご家族、宮園(伸)、山村でした