鹿背山倶楽部の5月度活動報告です。
鹿背山倶楽部は2004年の設立以来20年を超えて活動を継続して来ましたが、令和8年度の「みどりの日・自然環境功労者」として環境大臣表彰を受賞しました。
鹿背山倶楽部の受賞理由は「木津川市鹿背山一帯の自然環境の保全を通して、人と里山の関係の再生と地域環境の向上及び地域振興に尽力した」とするものです。「かせやまの森」は、2024年度に環境省「自然共生サイト」に認定されており、当地鹿背山ではわれわれの他にも10の団体がそれぞれのユニークな活動を展開しています。
会員の皆さん、倶楽部としてもこれを励みにこれからも頑張って活動を継続していきましょう。
5月2日
加茂にお住まいの農家の方から使わなくなった代かき用の耕運機を頂きました。田植えに向けた代かき作業がこれで少し楽になります。有難うございます。
長期にわたる温度管理を行って育てていた赤米の籾から、小さい芽が出てきました。10枚のパレットに移し替え、田の一部に作った苗代に移しました。温度を保つためにシートを掛けました。前日の雨のおかげで田んぼにはしっかり水が入りました。田植えの前後までこの状態を維持できれば良いのですが。
畑に残っていたタマネギが残らず倒れてしまいました。全てを収穫し一部は当日参加していた会員のお土産にしました。残りはこれからのお土産用に、乾燥させる手配をしました。タマネギの収穫の終わった畝は新しい苗の植え付けに向けて、下準備をしました。
ジャガイモは背丈がかなり伸びて花が咲き始めました。芋も大きく育つと良いのですが。隣の畝にはナス(ふわとろ)8本、万願寺唐辛子(あまとう美人)6本を植えました。
草刈りはこの時期毎週の定例作業です。電柵回りや小屋周りの草刈りを行いました。ビオトープでは流水の水路整備を行いました。北側の谷では奥のため池周辺の整備を行いました。ヤマトサンショウウオは一部の池で幼生が確認されました。ただ小さいものが多くまだ手足も出ていません。
5月9日
田植えに向け本格的に準備を始めました。水の入った田に耕運機を入れ、土を均しました。小川から水田への取水口や堰に土砂が堆積し始めていましたので取り除く作業を行いました。田の苗代に移した赤米の籾は順調に育ち始めています。
畑ではサツマイモ(紅はるか)80本、追加でナス2本、万願寺2本の苗を植えました。昨年栽培したこぼれ種が落ちていた赤シソが畝の脇から芽を出しました。すくすくと育ち始めましたので、別に準備した畝に移植しました。また、隣の畝にはゴーヤ棚を設置しました。
北谷では、竹の伐採、枯竹の焼却を進めました。ビオトープ周囲の整備も進めました。しばらく姿を消していたメダカがこの日確認されました。12月の餅つきに使うヨモギを摘みました。冷凍して保存しておきます。
サンショウウオは幼生が多数確認されました。また手足の出揃った幼生も一尾確認できました。しばらく体調不良で参加できなかった会員が久々に参加、おやつの差し入れをして頂きました。
5月13日(水)
「みどりの日・自然環境功労者」の環境大臣表彰は、この日、東京霞が関の環境省で行われ、鹿背山倶楽部会長が受賞を受けました。なお、環境大臣表彰受賞に当たっては、後日京都府庁、木津川市役所を訪れ、受賞の報告をしました。
鹿背山では、木津川市都市計画課を事務局に「地域連携保全活動応援団」を結成しており、「かせやまの森」全体の保全・活用計画を進めています。これら各団体の活動や市のご努力も含めて、われわれの大臣表彰が成就したと考えています。これからも各団体との連携を密にして、「かせやまの森」の保全と活用を進めていきたいと考えています。
5月16日
日中の気温が京都市や奈良市では30℃を超えるような暑い日でしたが、乾燥しているせいか、風が通り抜ければ日陰ではさわやかさを感じることのできる一日でした。
雨が降らず乾燥しているのは体感的には良いのですが、作物にはどんなものでしょうか。先週植えたばかりのサツマイモが数本枯れ始めました。そんなわけで畑には水を撒き、乾燥予防として一部を黒マルチで覆いました。また、夏野菜の植え付けとしてゴーヤ(12苗)、かぼちゃ(3苗)を植えました。
田の堰はうまく機能しています。田んぼの赤米の苗代では苗が10cmほどに順調に成長しています。
本部サイト周辺や駐車場の一部の草刈りをしました。更に北谷のため池まわりの整備や草刈りも行いました。
サンショウウオは、今まで幼生が見つけられていなかった池で3匹の幼生が確認できました。卵塊もはっきりと確認できていなかった地点でしたが、何とか孵化して泥の中等で成長してくれていたようです。
ビオトープでは一番大きな池で水位が急激に低下してしまいました。下にある池には水が流れ込んでおり、確認した結果、上の池から通じている塩ビ管出口付近のエルボー管とのつなぎ目から水が漏れていることが分かりました。とりあえず応急措置を施し水位は戻りつつあります。当面様子見です。
5月23日
梅雨前でちょっと気温が下がりました。田植えに備え1回目の代かきを行いました。下の田の半分が残ったままとなり、次週引き続き行うこととしました。代かきは田植え(6月13日)の前の週(6月6日)に第2回目を行います。
赤米の苗が予想以上に生育しており、赤米は会員の手で先行して田植えをすることとしました。
畑のジャガイモは一部で葉が黄色くなり始め、試し掘りをしました。全てが大きく育っているという訳ではなく、もう少し畑で育てた方がよさそうです。会員が寄付してくれた里芋のタネイモを植え付けし、また、同じく寄付してくれた冬瓜苗も畑の横に植えました。
餅つき用のヨモギを追加採集しました。駐車場脇や田んぼの土手及び電柵周囲の草刈りを進めました。
5月30日
赤米の苗が十分に生育しましたので6月13日の田植え本番に先行して会員の手で田植えを行いました。あわせて、残っていた下の田の均しを行いました。
田んぼの水は平日に会員の手で取水調整や田の水漏れ対策作業を行いました。順調に水位は保たれつつあります。ただ稲の生育には水が不可欠です。来週の台風接近時に予想される大雨やこれからの渇水対応に向け、水量の様子には注意し続ける必要があります。
じゃがいもの収穫を始めました。参加会員のお土産にしました。まだまだあります。畑の雑草の成長は予想外に早く、ナス、サツマイモ、ゴーヤ等の畝の草取りを精力的に行いました。
北谷での伐採竹の焼却や草刈り、電柵周りやビオトープ周囲の草刈り、駐車場法面の草刈りも継続しています。サンショウウオは幼生を多数確認、手足の出揃ったものも見受けました。別の箇所では体色が白い幼生が数体発見できました。
5月の活動記録
◇今年の田植えは6月13日の予定です。13日の親子農業体験第一回「田植え」に向け6日は最後の代かきです。トンボを使い人海戦術ですので、多数参加下さい。
大坪、加藤、阪上、清水&ご家族、神保&ご家族、田淵、塚倉、中川、西田、西村、橋場、福井、前田、マシュー、松浦&ご家族、松尾、宮地&ご家族、宮園(伸)、三宅、望月&ご家族、山村でした。









