今年の米の収量は半減でした。

鹿背山倶楽部の11月度活動報告です。

今月は、親子里山農業体験の「脱穀作業」をおこないました。脱穀した米を月末に精米してみましたが、収量は例年の半分ほどにとどまりました。
ここまで、畑や水路など、さんざんに猪に荒らされてきましたが、今月は、少しづつ補修や補強工事を進めました。

11月2日
この日は、台風から変わった温帯低気圧の影響で午前中は雨がパラパラ落ちてきました。朝から木津川市では警報が出たこともあり、参加者は5名でした。
購入済みであった玉ねぎの苗600本(晩成450、赤玉150)を植えましたが、何とか午前中に植え終わりました。
電柵内の畑が毎日のように猪の侵入により荒らされている様子です。電柵も一か所切られているところを発見しました。補修は済ませましたが、今後は本格的に猪対策を検討、実施していく必要があります。
降雨のため、ザリガニの捕獲数確認はお休みです。

11月9日
「親子農業体験参加者」の8家族30名の皆さんに参加頂き、会員とともに脱穀作業を行いました。この日は朝から快晴になり、恵まれた脱穀の日となりました。
餅米、うるち米(ヒノヒカリ)、赤米の順に田から稲を運び、脱穀を行いました。うるち米はまずまずの収穫量でしたが、餅米、赤米は例年よりかなり少ない様です。
昼食後は、農業体験参加者は自由行動としました。会員の皆さんには、猪が電柵の下から入ってこられないようにと、電柵下に丸竹を敷いて、バリアとする作業を行なってもらいました。これからも、対応方法を考えながら、猪対策を検討していく事になります。
先日の雨で砂泥が堆積してしまったビオトープでは、泥上げ作業を行いました。
ザリガニの捕獲は今月2日以降で、個体4匹を確認。かなり減ってきました。

11月16日
猪対策として、先週に引き続き、電柵下を竹により隙間を塞ぐ作業をしました。また、畑の壁の補強にも取り掛かりました。畑だけではなく、水路も猪に荒らされてしまっていたため、水路の補修も行いました。
この日もビオトープは泥上げ作業でした。頑張っていただきました。

11月23日
急に冬の気配となってきました。日々寒さが増していき、朝の焚火が恋しくなってきました。前週につづき、猪に荒された畑周りの水路を半分ほど補修しました。
畑はほうれん草、水菜の種をまき、保温のためのトンネル作りをしました。会員から頂いたジャンボニンニクを植えました。
ザリガニの姿を2週間ぶりに確認。捕獲数は4匹でした。4月からこの日までの累計で、捕獲数は合計590匹となりました。一応今年度の捕獲作業は終了です。
しばらく休んでいた北谷の竹林整備を再開しました。草刈り及び枯竹の焼却を行いました。これからイノシシに荒らされた通路の整備なども必要です。

11月30日
11月9日に脱穀した籾米は、その後地元の農家の方に乾燥、籾摺り作業を行っていただき玄米となりました。前週には米となったお米を精米しました。この日は、会員等に配布するため袋詰めを行いました。今年の収穫量は白米、赤米、もち米、いずれも昨年の半分ほどの収量に終わりました。
稲刈りが済んだ田では、伸びていたひこばえを刈り、水抜き作業を行いました。12月には一度耕転をする予定です。
またマコモダケも葉も刈り取りを行い、栽培地を整備しました。これも来年の準備です。
水路整備で残っていた田んぼの水路、駐車場脇の水路を整備しました。
先週に引き続き、北谷の竹林整備を進めました。

 

11月の活動記録

玉葱の苗植え

脱穀作業の集合写真

脱穀の様子

脱穀の様子

畑のフェンスを補修

ビオトープの泥上げ

水路を補修

竹を使い電柵下補強

北谷での森林整備

マコモダケ栽培地を整理

 

12月の活動予定
◆12月21日に恒例の餅つきを行います。ご家族含め多数参加下さい。
◆年内は、餅つきの日が全体の活動日としては最後の日となります。このため、前週の12月14日には、餅つき準備とともに、活動エリアのある程度の整頓作業や備品・工具等の整理等を行いたいと思います。
◆来年1月の「農開き」は11日(土)の予定です。恒例の恵比寿神社へのお参りをして、お餅を焼いて食べたいと思います。

 

11月度の活動参加者
11月の活動参加者は以下のとおりでした。
大坪、加藤、田渕、中川、西田、西村、橋場、福井、前田、松尾、宮園(伸)、マシュー、松浦&ご家族、三宅、宮地&ご家族、清水&ご家族、坂上、木下、神保&ご家族、塚倉、望月&ご家族、江川、山村でした。

 

 

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