鹿背山倶楽部の1月度活動報告です。
今年の正月は、作業開始日が1月11日と、カレンダーの関係で例年より遅いスタートとなりました。このため、初詣ととんど焼きをいっぺんに行いました。また、春の活動本番に向けて、さまざまな作業がスタートしました
1月11日
鹿背山倶楽部の農はじめです。
恒例の八王子恵比寿神社へ山中の山道を通り、今年の豊作祈願のお詣りを行いました。なお恵比寿神社の福笹は5日に神社へもらい受けに伺い、テント小屋の中央に飾っています。
小正月にはちょっと早い日でしたが、神社へのお参り等を済ませ、昼食前には「とんど焼き」を行いました。今年の恵方は「西南西」だそうです。倶楽部の門松や昨年頂いた神社の笹飾り、参加会員が持ち寄った正月飾りを一緒に炊き上げました。
またお餅を焼いて定例の雑煮を作り昼食としました。焼いたお餅は磯辺焼としたり、昨年の餅つき時に使わず残していた粒餡を使い、ぜんざいにして頂きました。
1月18日
春からの野菜作りに向けて、畑の土づくりを始めました。
とりあえず大根を植えていた畝、4畝を天地返し、また里芋・冬瓜の植え付け予定場所を耕運機で最初の耕転を行うとともに、周囲の猪に荒された水路を掘りあげ整備を進めました。
また順調に育っている玉葱及びジャンボ大蒜に施肥を行いました。
春からハーブ園を作ろうと話し合っている小さい畑も女性陣を中心に、草取り、天地返しを行いました。色々なハーブを植える作付け計画づくりをお願いしています。
北谷は伐採竹の整理と焼却、南の里山は継続して進出竹の伐採を進めています。
稲作準備としては古代米(赤米)の作付け計画を議論し、とりあえず1KGの購入予約を行うこととしました。
道路脇や斜面の草刈りも継続して進めています。
1月25日
春からの植え付けに備えサイト横の畑の残る大根、結果として成長が遅れ巻くことにならなかった白菜を全て収穫し、畑の天地返しを行いました。収穫した大根、巻いてない白菜も含めお土産としました。
蓮根畑は継続して栽培を担当頂ける会員が不在となったため、隣接する赤米田を広げることとし、天地返しを進めました。
北谷では枯竹の焼却等による処理を継続して進めています。引き続き焼却と共に一定密度までの竹の伐採や谷の水路整備も行っていく予定です。
ビオトープでは水生生物の生息環境の整備の一環としての泥上げを鋭意進めています。またヤマトサンショウウオの産卵が予定される山中の池の泥上げと産卵用の杉枝刺しも行い産卵に備えました。今年も産卵に来てくれることを期待したいものです。
猪に荒された駐車所場脇の法面の猪対策作業(竹を敷き詰める作業)も担当会員の努力でほほ終わりに近づきました。
1月の活動記録
昨年は不作となった筍の収穫量を回復させるため竹林の伐採や通路整備も進めていきます。
まだちょっと寒い日が続きます。春に向けての田畑の準備作業に合わせ、ご自身の体もほぐしていくために里山活動に取り組んで下さい。
大坪、加藤、田渕、中川、西田、西村、橋場、福井、前田、松尾、宮園(伸)、マシュー(&マシューさんの友人の研究者)、松浦&ご家族、三宅、宮地&ご家族、清水&ご家族、坂上、神保&ご家族、塚倉、山村でした。