~梅雨入り前曇り空の里山での活動となる~

鹿背山倶楽部ニュース 第133-2号

代かきと機械草刈り、夏野菜の植え付けほかをする

 白い卯の花が咲きほこる中で第122回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が5月23日(土)に17名の参加で行なわれました。田植え準備の代かきと畦路沿いの機械草刈り、インゲン豆苗ほかの植え付け、里山林内の整備ほかを行いました。梅雨入り前の曇り空で、蒸し暑さを感じない里山での活動の1日でした。

田植えの準備としての代かきを行いました。導水していた水田を鍬やレーキで掻き起し、柔らかく、平らにしました。導水のための水路と取り入れ口の整備をしました。適度に降雨があったため水は確保出来そうです。苗床の稲苗は約15cmに生長して、2週間後の田植えには充分な苗丈になっています。
畦路沿いや水田の法面ほかの機械草刈りを行いました。しばらく草刈を行っていなかったため繁茂して、草丈が長くなっていました。5台の刈り払い機を使用して行いました。水田沿いの刈り取った草は法面に上げました。果樹園地や畑の上の縁台周辺、休憩広場も行いました。刈り取った草は焼却しました。この時節は有害な生き物との棲み分けも必要。そのためにも欠かすことの出来ない作業です。活動日ごとに5台フル稼働で行うことになります。
畑では夏野菜の植え付けと手入れを行いました。会員から提供された三尺ササゲ(7苗)、カボチャ(4苗)ツルありインゲン(7苗)を植え付け、苗の周りに防草と乾燥防止のために刈り取った雑草を敷きました。エンドウ豆は収穫を行い、昼食の野菜スープに入れて食しました。ジャガイモやサツマイモ、トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、万願寺トウガラシ、シシトウ、長イモ、ゴーヤは順調に生育しています。タマネギは次回の活動日に収穫できるでしょう。コンニャクは少し地上に芽が出てきました。イチゴは収穫時期が過ぎたこともあり、収穫は出来ませんでした。周辺の防護網沿いの草刈りはロープ仕様草刈り機で行いました。
里山林内の腐朽竹の搬出と下草刈りを行いました。また、ゴーヤの棚作りやキュウリ、インゲン豆の支保材に使用する細めの竹の切り出しを行いました。
前回の活動日に確認したカルガモの抱卵場所は、カルガモが巣立ちしたようで、卵の殻が残っていました。生まれた子ガモが小川まで、転げたりしながら、辿りつく姿が想像出来ます。私達の竹林の整備活動により産卵する生育環境が整ったことの証でしょう。
昼食は牛丼に野菜スープ、デザートはオレンジでした。牛丼は牛肉にタマネギで、生卵付きでした。野菜スープはミンチ肉にトマト、モヤシ、エノキ、タマネギに収穫したエンドウ豆で隠し味は生姜でした。

5月23日(土)の活動記録

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導水した水田で代かきと法面の草刈り

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水田外側の法面の草刈り

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ぼちゃんカボチャの植え付け

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ビオトープ池の排水口の整備

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繁茂した果樹園地の草刈り

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里山林内の腐朽竹の搬出

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カルガモの孵化後の巣(卵殻を確認)

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参加者の記念写真

第122回(その2)「鹿背山倶楽部」活動参加者

青葉、和泉、坂本、高、田渕、西田夫妻、橋場、松尾、宮園伸、松永、山村、大坪、大森、垣見、中川、 長尾でした。

お知らせ

次回の定例活動日は6月13日(土)ですが、すでにお知らせしましたように6月6日(土)に、「親子・プチ里山農業体験」の第1回イベント「田植え」を行います。
3家族11名の親子の申込みをいただいています。当日都合のつく会員の皆様もぜひご参加ください。活動時間は午前10時~午後3時の予定です。

~立夏過ぎの曇り空の里山での活動となる~

 鹿背山倶楽部ニュース 第133号

水田の耕転とゴーヤの植え付け、腐朽竹の搬出ほかをする

 薄ピンク色のモチツツジが咲く中で第122回「鹿背山倶楽部活動」が5月9日(土)に13名の参加で行なわれました。水田の耕運機による耕転と畑での夏野菜の植え付けや収穫、里山林内の整備、休憩所内の模様替えほかを行いました。梅雨入り前の異常な初夏の気候が続いていましたが、曇り空で時々小雨が降る暑さを感じない里山での活動の1日でした。

田植えの準備としての、今年2回目の耕運機による耕転を行いました。比較的乾いていたことで、順調に作業を終えることが出来ました。来月始めに導水して、代かきを行い、田植えに備えます。苗床の稲苗は順調に生育して、約10cmになっています。田植え時には充分な大きさになっているでしょう。

畑ではゴーヤ苗の植え付けを行いました。購入苗が3本、会員が自宅で育てていた苗が4本を約80cm間隔で植え、竹の1本支柱にビニール紐で結束しました。これから、成長に合わせて棚作りをします。珍しい紫芋(パープルスイートロード品種)を8芽の植え付けを行いました。この品種は倶楽部としては始めての植え付けです。楽しみにしましょう。早生のタマネギの収穫を行いました。日照不足か?小ぶりでしたが、球はしっかりしたものでした。一部は昼食用に保管して、残りは参加者の手土産としました。イチゴは豊作で、昼食時のデザートとして食しました。ジャガイモは白い花を咲かしています。実エンドウ豆は多くの実を付けていますが、実りには、もう少し時間が必要です。タマネギやトマト、ナスビ、キュウリ、ピーマン、万願寺トウガラシ、シシトウは順調に生育しています。サツマイモ(60芽植え付け)の4、5芽の根付が悪いようです。長芋とコンニャクは目視出来る生長はありません。

里山林の腐朽竹の搬出を行いました。地表面は少し雑草が生育していますが、明るい良好は雑木林になっています。高木の頂上部にお椀形(約10cm)の巣が確認できました。成鳥(メジロか)は確認できずでした。

休憩所内の模様替えを行いました。木製のベンチ兼物入れほかを処分して、ロッカー4本を据付ました。これから、活動に必要な備品ほかを収納、保管します。
休憩所広場の上のモウソウチク林内にカルガモが抱卵していす。卵は正確には確認できませんが10個程です。カルガモは淡水カモ類ですが、休耕畑や竹林内 の乾いた地上に枯れ草や枯葉で巣を作る習性があるようです。幼鳥連れで小川までの移動を楽しみにして、見守りましょう。

昼食は中華丼にデザートは収穫したイチゴでした。中華丼は豚肉にハクサイ、チンゲンサイ、シイタケ、ネギ、ピーマン、ニンジン、シメジでした。高齢者に配慮か、薄味でしたが美味しくいただきました。

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植えつけたゴーヤ苗に防草の藁を被せる

第123回「鹿背山倶楽部活動」は6月13日(土)です。

現地集合は10:00です。
畦路沿いの機械草刈り、畑での夏野菜の手入れ、水田の手入れ、里山林の整備ほかを行います。湿気の多い時期になります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

また、6月6日(土)には「第3回 親子プチ里山農業体験」の最初のイベント「田植え」を行います。こちらにも多くの会員の参加をお願いします。集合時間は通常活動日と同じく10時です。

なお、都市再生機構学研本部が都市開発事業終了につき、閉鎖となりました。学研本部での集合はありませんので注意してください。

5月活動作業予定

次回活動日は5月23日(土)です。田植えの準備、夏野菜の手入れ、畦路沿いの機械草刈り、里山林の整備ほかを行います。多くの方の参加をお願いします。
5月9日(土)の活動記録

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水田の耕運機による耕転

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水田への水路の溝掘り

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早生タマネギの収穫

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里山林内の腐朽竹の搬出

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休憩所内へロッカーを搬入

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参加者の記念写真

122回「鹿背山倶楽部活動」参加者

菅野、坂本、田渕、西田、橋場、松永、山村、大坪、大森、垣見、加藤、宮園敏、長尾でした。