鹿背山倶楽部ニュース 2016年4月-(2)号
タケノコとイタドリの炒め物にチャレンジ
日差しも日に日にきつくなってきています。夏場の天敵、雑草が今年もはびこる気配を見せはじめた中、鹿背山倶楽部の4月度活動(その2)を4月23日(土)19名の参加で行いました。6月の田植えを控え、この時期恒例の籾まきをしました。また、休憩所廻りとイベント広場の整備も行いました。
今年の籾まきは4月24日(日)に開校した木津川市主催の「みもろつく 鹿背山里山学校」の田植え用の苗作りも一緒に行いました。 この学校は一年に渡り、里山活動の楽しさを市民に味わってもらおうと、今年初めて開催されるものです。子供たちから中高年まで、熱心な里山ファンが約40名参加されるとのことです。われわれ鹿背山倶楽部の活動と重なりあう部分も多いところから、これからも協力を進めていきたいと考えています。
水田では前回の活動で準備しておいた苗代に籾まきをしました。これから毎日水の管理などの世話が必要です。 畑ではナス、ピーマン、シシトウの植え付けと、じゃが芋苗の土寄せと追肥も行いました。竹林整備は前回に引き続き搬出と焼却をしました。また一部を燃料用に加工して保存しました。
今年は不作でなかなか収穫が難しいタケノコですが、午前中になんとか一本ゲットできました。また、活動エリアへの進入路付近で山菜のイタドリが立派に成長していました。 タケノコとイタドリのアク抜きをどうすればよいか、考えながら昼食のレシピを検討しました。
イタドリは別名スイバともいい、酸味の強いアクに特徴があります。短時間でこのアクをどう抜いてしまうか、出した答えが冷麺サラダを作ることでした。初めに買ってきた冷麺の乾麺を鍋一杯のお湯で茹でます。茹だったらそのまま麺を取り出します。
乾麺に含まれる小麦成分の活用です。なんとかなるのか、半信半疑で残ったお湯にイタドリとタケノコを刻んで水を継ぎ足し、そのまま茹でていきました。なかなかイタドリの酸味が取れにくかったのですが、沸騰した時点で食用に耐えるくらいになりましたので、取り出して、牛肉、イタドリ、タケノコ、マイタケの中華風炒めを作ることができました。 冷麺サラダとご飯を添え、昼食が完成しました。