古代米の脱穀と籾摺りをしました

鹿背山倶楽部ニュース 2015年11月-1号

猪肉のすき焼きを味わう

雨模様の天候の中、11月14日(土)に鹿背山倶楽部の11月度活動(その1)を17名の参加で行いました。当日は古代米の脱穀、籾摺りの作業をしました。また、地元の猟師さんの差し入れの猪肉ですき焼きを楽しむことができました。

当日は、前日から雨の予報が出ていましたので、事前に会員に呼びかけ「はさ掛け」をしていた稲を倉庫(ビニールハウス)の中まで運んでおきました。降雨を心配せず脱穀、籾摺りが出来ました。
地元農家の方の指導もあり脱穀は短時間で終わりましたが、籾摺りがなかなかの難題でした。もともと古代米はうるち米に比べて粒が小さく籾摺りは難しいのですが、おまけに機械の調子が悪く、調整を何度も繰り返したため思いのほか時間がかかりました。一部の作業を翌日に持ち越すことになり、翌15日(日)に引き続き籾摺りを行い、やっと終了する事が出来ました。この籾摺機は以前に地元農家から頂いたもので大変古くなっており、今では部品もなく修理をしながらの作業となりました。
畑ではタマネギ、エンドウの植え付けとイチゴの定植をおこないました。サトイモ、ホウレンソウ,カブ(小)が収穫できました。また果樹園では柿(富有、アタゴ)を収穫しました。収穫した野菜、果実は会員に持ち帰ってもらいました。
昼食には猪肉のすき焼きを楽しみました。この猪肉は地元の猟師さんが昨年と今年に仕留めて保存しておいた肉をスライスして持ち込んでくれました。匂いもなく、脂の乗りもよいかなり上質の猪肉でしたので、お話を伺いました。
猪肉は仕留めたあとの処理がポイントだそうです。仕留めたら素早く皮をはぎ、すぐに十分に血抜きをするとのこと。処理には約2時間ほどかけるそうです。あとは大きめにカットして冷凍保存しておけば、食べる時にスライスするだけでよいとのこと。猪肉は通常は味噌仕立てのボタン鍋にすることが多いのですが、これも臭み消しのためです。品質の良い上質の猪肉は全く臭みがなく、すき焼きで楽しむことができました。会員全員、猪のすき焼きは初体験だったのではなかったでしょうか。

次回の活動予定

次回の活動日は 11月28日(土)です。
畑と竹林整備が主な作業になります。竹林整備では餅つき用の燃料準備もします。

 

11月14日(土)の活動記録

1511-F

脱穀作業

1511-B

籾摺り風景

1511-C

タマネギの植え付け

1511-A

エンドウの苗を植え付ける

1511-E

すき焼き鍋奉行

1511-D

昼食での語らい

 

015年11月(その1)「鹿背山倶楽部」活動参加者

青葉、和泉夫妻、大森、大坪、垣見、加藤、坂本、西村、橋場、松永,宮園(敏)宮園(伸)松尾、菅野、と地元より指導に来て頂いた富永様、体験参加の塗信様でした。