鹿背山倶楽部ニュース 第129-2号
伐採竹の搬出と防護網の補強ほかをする
マンリョウの赤い実が里山林で映える中で第118回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が1月24日(土)に15名の参加で行なわれました。間伐した竹の搬出と整理、防護網の補強、ビオトープ池の整備ほかを行いました。大寒過ぎの冬晴れの穏やかな里山での一日でした。
間伐した竹の搬出と整理を行いました。里山林の中腹部に切り出して山積みにしてあった竹を数人が並んで下ろしました。下ろした竹は休憩広場に運び、竹材として利用できるように枝払いをして、利用できない部位は切り落とし、腐朽竹や割れた竹と共に焼却処分しました。利用出来そうな竹は意外と多く、休憩所の屋根材や防護柵の杭、野菜の添え竹として利用します。
防護柵の手直しと補強を行いました。畑の防護網が2ヶ所破られて、タマネギ畝に足跡があり、苗も一部踏まれ、エンドウ豆の敷き藁が荒らされていました。幸い大きな被害はありません。防護柵の足元に竹を這わせ、網と結束しました。破られたところだけでなく、同じような条件のところを全て対応しました。タマネギとイチゴは寒さに耐えているようで、生育しています。会員が自主的に植えた約10芽のブロッコリーとキャベツは生育が悪く、収穫は無理と思われます。水田の防護柵も前回と同じところが再び破られていました。再度竹杭を打ち込み、黒い平紐で間隔を狭くして、結束し直しました。水田の中の畦が掘り返されていましたが、被害はありません。
ビオトープ池の縁の補修と泥上げも行いました。ハスも年々に大きくなり、広くなってきました。今年も大きなピンクの花を咲かしてくれるでしょう。アカガエルの卵塊はまだ、確認できません。メダカも水草の中に潜んでいるようです。
昼食は中華丼にコンソメスープ、和え物でデザートはミカンでした。中華丼は豚肉にハクサイ、マイタケ、シイタケ、白ネギ、チンゲンサイ、タケノコ、タマネギで量も多く美味しくいただきました。コンソメスープはベーコンにモヤシ入りで暖かく、疲れた体を癒してくれました。和え物はリンゴとダイコンをポン酢で和えたもので隠し味は生姜でした。デザートのミカンは地元の農家からいただいたものです。
鹿背山のレシピ♪
今は大寒。鹿背山の里で栽培している野菜も端境期になります。そんな中で会員が育てているチンゲンサイと小ぶりのダイコンが育っています。このチンゲンサイを使わせていただき、中華丼をつくりました。まだ寒い戸外での昼食ですが、モヤシのコンソメスープと一緒に温かく戴くことが出来ました。小ぶりのダイコンはリンゴと一緒に和え物にしましたが、甘みがありさわやかに仕上がりました。
第118回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者
青葉、和泉夫妻、児嶋、坂本、菅野、橋場、田淵、松尾、松永、大森、加藤、垣見、中川、長尾でした。
お知らせ
2月14日(土)の定期活動日に「第3回 SATOYAMA フォーラム」が開催されます。鹿背山倶楽部は来訪者に竹の間伐作業を体験していただきます。予約なしでの体験希望者に指導します。ご協力をお願いします。
2月28日(土)に2014年度の総会を開催します。学研本部の会議室で午後3:00~4:00の予定です。詳細については後日連絡します。