サツマイモは不作、渋柿は豊作でした

鹿背山倶楽部の10月度活動報告です。

今月のメイン行事は稲刈り。一般の方々も参加して、6月に植えたお米の刈り取りをしました。9日の日曜日は、あいにくの天気でモチ米しか刈り取れませんでした。翌週には会員のみでヒノヒカリ米を刈り取りました。
畑の眺めは秋野菜に変化していっています。竹林では枯竹の焼却が始まりました。相変わらずビオトープは補修に追われています。今年は渋柿が豊作です。

10月1日
次週の農業体験稲刈りの準備のため、イベント広場、水田の畦、電柵周りと草刈りをしました。気持ちよく作業をしていただけるように現場の整備を行いました。また鎌、手指消毒薬、体温計等の確認も行いました。参加者を迎える準備は万端です。
畑ではカブ、ハクサイの追肥や間引きを行い、カブのトンネルを取り払いました。
北側斜面、イチジク畑奥の池では、池底で腐敗している落ち葉を取り除き、泥上げを行いました。また2年前に猟師さんが土中に埋めていた鹿の頭蓋骨が見つかりました。イノシシが掘り出したのでしょうか。下あごは見つかりませんでした。

10月9日(日曜)
生憎の天気になりましたが農業体験の皆さんと稲刈りを行いました。お昼から雨との予報でしたので午前中に終わるべく今回はモチ米のみの稲刈りとしました。うるち米(ヒノヒカリ)は翌週会員だけで行うことにしました。
稲刈り終了後には参加ご家族でサツマイモを掘っていただき手土産にしてもらいました。予報通り昼からは雨。昼食時までに活動は切り上げました。

10月15日
前週刈り残したヒノヒカリの刈り取りを参加者全員で行いました。これですべての稲刈りと稲架掛けが終了しました。後は11月の脱穀の時まで稲を天日干しにしておきます。
午後はジャガイモの土寄せ、ダイコンの追肥、詰まっていた導水管補修、枯竹の整理等を行いました。朝会前には参加者全員を対象に安全講習を実施しました。

10月22日
最後のサツマイモの畝を掘り上げましが、昨年と比べても不作と言えるほどの収量しかありませんでした。猿害の影響もあるのか、会員の畑のサツマイモも一様に不作でした。猿害か気候か原因は解りませんが残念な年になりました。
しかし、カボチャと見間違うほどの立派なサツマイモを会員が持ってきてくれました。昼食時に焼き芋にしましたが、これは絶品でした。
その他ゴーヤの棚の撤去、枯竹の焼却、ビオトープの畔の補修などをしました。竹を幅50センチほどに切り分け餅つき用の燃料を作りました。
今年は渋柿が豊作です。手が届く範囲で収穫し会員の手土産にしました。渋柿は吊るしたり焼酎で渋抜きしたりしておけば、美味しく食べることができます。

10月29日
前週に耕転した畑に畝を作りホウレンソウの種をまきました。大きくなってきた白菜の株の根元がノネズミの被害を受けしおれてきてしまいました。
竹林では、冬場の活動として、枯竹の整理、焼却が始まってきました。子供たちと餅つき用の竹を切り分けました。今回も会員から大きなサツマイモの差し入れがありお昼に焼き芋にして参加者で食しました。

 

10月の活動記録

池の泥上げ

鹿の頭骸骨

稲刈り

みんなで記念写真

ヒノヒカリの刈り取り

安全講習会

不作だったサツマイモの収穫

豊作の渋柿が収穫できました

11月の活動予定

11月12日には、刈り取って干している稲の脱穀ををします。足ふみ機を使い昔のやり方で一般参加の皆さんとともに行います。
畑では玉ねぎの植え付けをします。500本ほど植え付けます。サトイモの収穫も行います。

 

10月度の活動参加者
10月の活動参加者は以下のとおりでした。
大坪、垣見、加藤、坂本、坂上、田渕、西田、西村、塗信、橋場、福井、松尾、宮園(伸)、藤原、清水さんとご家族、松浦さんとご家族、宮地さんとご家族、マシューさんとご家族、前田でした。

 

お知らせ

11月12日は農業体験参加者とともに脱穀を行います。会員皆さんの参加を待っています。当日は9時半をメドにお越しください。