鹿背山倶楽部ニュース 2015年7月-2号
引越したあとの巣に大量のハチミツが
猛暑が続く中、鹿背山倶楽部の7月度活動(その2)を7月25日(土)に13名の参加で行いました。当日は高温注意報が出ていましたが、参加した会員は、暑さに負けず正午すぎまで、畑、水田、休憩所周辺の草刈りおよび竹林の間伐を行いました。
畑ではノウサギにピーナツの葉を食べられてしまっていたため、急きょネット張りによる防護壁をつくる作業をおこないました。最近はノウサギを見かけることが増えてきました。個体数が増加しているようです。またトマト、ピーマン、シシトウ、ゴーヤ、インゲン、ナスなどの夏野菜の収穫をしました。ピーマンやシシトウ、ナスは昼食の天ぷらの材料に、トマトはデザートの材料とし、残りは会員の土産としました。
水田の作業は水の取り口の整備と畦道の草刈機による草刈りをおこないました。竹林整備の一環として、竹材の伐採と搬出をおこないました。竹材を利用して、現地に設置しているエコトイレの目隠しに利用したいと木津川市から要請があり、30本ほどを調達しました。
昼食のレシピは冷やしそば、鮭ご飯と野菜を中心とした天ぷらでした。天ぷらはピーマン、甘トウガラシ、インゲン、ナス、カボチャ、イワシ、イカと種類も量も多く、食べきれないほどでした。野菜の大半は鹿背山産の夏野菜を使用しました。鮮度のよい野菜は天ぷらにしても味が引き立ちます。
デザートとしてトマトの蜂蜜かけをいただきました。トマトは鹿背山産の大粒のトマトの皮をむいたもの。蜂蜜も鹿背山産です。会員が大切に育て、この春まで元気に動き回っていたニホンミツバチの集団が、夏を前になぜかいっせいに引っ越してしまいました。あとにはミツバチの巣だけが残っていましたが、巣の中には大量のハチミツも残されていましたので、これを濾して不純物を取り除き、純粋のハチミツをいただくことができました。複雑な味わいの滋養を感じさせるハチミツは完熟したトマトと相性もぴったりでした。鹿背山のダイニングに、また新しいレシピが一品が加わりました。
次回の活動予定
次回の活動日は8月8日(土)です。活動は畑、水田の草刈機による草刈りが主な作業になります、竹林の整備として引き続き間伐と竹材の搬出を行います。
なお7月と8月の活動は夏時間です。集合は午前9時です。
2015年7月(その2)「鹿背山倶楽部」活動参加者