春の息吹があちこちにみられます

鹿背山倶楽部の3月の活動報告です。

冬が終わり、春に向かう活動月となりました。いよいよ春野菜植え付けの時期を迎えます。畑、水田、レンコン畑等の地力回復のためたい肥、ヌカを施肥し、耕転作業をおこないました。
例年より1か月早くタケノコが顔を出し、タケノコ掘りも楽しめました。鹿背山では、春の息吹があちこちにみられます。テントの屋根も張替えて、気持ちよく4月を迎えることができます。

3月6日
会員に大量に入手して戴いたたい肥を、南の畑とレンコン畑に漉き込みました。長年ビオトープ作業のリーダーを務めていた会員から、高齢のために責任者交代の要請があり、引き継ぎを行いました。ビオトープの維持管理には、導水管やビオトープ周りの土手のメンテナンス、池の泥上げ作業など力仕事が多く大変な作業です。新担当者にはよろしくお願いします。
カスミサンショウウオは1か所で卵塊が発見されました。前週はなかったので、この1週間の間に産卵したと思われました。他の4か所にも期待が出てきました。

3月13日
雨のため作業は中止。参加者4名でカスミサンショウウオのモニタリングをしました。消えたと思われていた保全管理池でカスミサンショウウオの卵塊が確認でき、計二か所が確認済みとなりました。他の保全地では未確認です。

3月20日
新しく購入した耕運機を使い、レンコン畑と南側畑地を耕しました。レンコン畑にはヌカを、南の畑には外部から提供を受けたたたい肥を入れました。
竹林では水路整備と枯竹の整備を行いました。カスミサンショウウオは生息管理地合計4か所で卵塊を確認することができました。
これまではわずかしか見られなったコブシの花が今年は満開になりました。今年初めて子供たちがタケノコを発見しました。桜の開花も早かったですがタケノコも例年に比べ1か月ほど早く顔を出したようです。
確認済みだったカスミサンショウウオの卵塊が二か所で消失しました。2日前の強い雨で流失したものと思われます。

3月27日
休憩所のビニールテントの張替えを行いました。野菜畑とレンコン畑にたい肥を大量に投入しました。水田2枚を耕転し、サトイモの植え付けも行いました。
午後からはみんなでタケノコ探しに山に入りました。参加した会員に一本ずつ配れるほどのタケノコが掘り出されてきました。サクラ、コブシ、モモ、プラムと、この日はすべて満開で咲き誇っていました。地球温暖化の影響もあるのでしょうか。

 

3月の活動記録

ビオトープ作業の引継ぎ中

たい肥投入

レンコン畑の耕転

コブシの花咲き誇る

今年初めてのタケノコ

テントの張替え

水田の耕転

子供たちと記念写真

 

4月の活動予定

田植え用のモミ撒きや春野菜植え付け準備をします。枯竹の焼却、そして毎週の草刈りが始まります。カスミサンショウウオ卵塊の生育確認も毎週必要になってきました。

3月度の活動参加者

3月の活動参加者は以下のとおりでした。
大坪、垣見、加藤、坂本、菅野、田渕、西田、西村、塗信、橋場、福井、松尾、宮園(伸)、山村、久保田、松浦さんとご家族、マシューさんとご家族、前田でした。

 

お知らせ
4月17日(土)午前10:00より総会を行います。昨年は持ち回りで行いましたが今年は活動現場での総会になります。
当日は、年間の会費(3千円)も徴収させていただきます。参加できない会員は次回参加時に会費の持参をお願いします。
コロナ感染が収まっていませんので今年度も昼食の提供は行いません。

カスミサンショウウオはまだ見つかりません

鹿背山倶楽部2月の活動報告です。

コロナに悩まされた冬もそろそろ終わり、温かい日差しが差し込む日も増えてきました。今年もカスミサンショウウオ生息地の卵塊調査を3回ほど行いました。カエルの卵塊は多く見つかりましたが、カスミサンショウウオの卵塊はまだ発見できていません。しばらく生息調査を続けます。
今月は春からの活動の本格化に備えた作業がメインでした。土嚢を50袋ほど作り激流やイノシシ被害のあった水路の補修をしました。また、山林の枯竹の焼却、畑や水田の水路整備などの作業を行いました。

2月6日
イチジク畑の雑草取り、イチジクの剪定、追肥をしました。ビオトープの泥上げを行いました。イベント広場周辺に高く伸びていたササや大きくなっていた雑草を刈り取りました。カエルの卵塊を南側畑地の奥の水たまりで3か所見つけました。今週もイノシシが罠にかかり、活動終了後まで残っていた会員はイノシシ解体を見学しました。

2月13日
タマネギ畝の草取り、追肥。土嚢を30袋ほど作り激流でえぐられていた土手を2か所補修しました。果樹園の水路の泥上げを行いました。レンコン畑では最後の収穫をし、会員の手土産にしました。

2月20日
ジャガイモ植え付け用の種イモ作り、水路補強用に土嚢袋20袋を作りました。畑の水路整備を行い、南側畑地の農道脇に竹で立派なベンチをこしらえました。畑ではホウレンソウとチンゲン菜を収穫しました。
長年使ってきた一輪車のタイヤ交換を行いました。イベント広場横の土手にフキノトウが顔を出し始めました。

2月27日
ジャガイモは、ダンシャク60個を植え付け。水田入り口の通路を修理し、竹林では北の谷筋で枯竹の焼却と間伐を行いました。また小川にかかっていた導水管が傷んでいたので、その交換も行いました。

 

2月の活動記録

ビオトープの泥上げ

土嚢つくり

水路の補修

レンコンの収穫

一輪車タイヤ交換中

6人座れる立派なベンチ完成

ジャガイモの植え付け

導水管の交換

 

3月の活動予定

春野菜の本格的な植え付けが始まります。水がぬるんできますのでビオトープの修理をします。そして草刈りも本格化します。各役員には4月の総会に向けた資料作りをお願いします。

2月度の活動参加者

2月の活動参加者は以下のとおりでした。
大坪、加藤、坂本、菅野、田渕、中川、西田、西村、塗信、橋場、福井、松尾、宮園(伸)、久保田、松浦さんとご家族、マシューさんとご家族、前田、ママネットの皆さんでした。

 

お知らせ
道具類を使った後は次に使う人のために洗ってから片付けるようにしてください。特にスコップ、ひら鍬などが土がついたままで片付けられています。