水田の耕転とゴーヤの植え付け、腐朽竹の搬出ほかをする
薄ピンク色のモチツツジが咲く中で第122回「鹿背山倶楽部活動」が5月9日(土)に13名の参加で行なわれました。水田の耕運機による耕転と畑での夏野菜の植え付けや収穫、里山林内の整備、休憩所内の模様替えほかを行いました。梅雨入り前の異常な初夏の気候が続いていましたが、曇り空で時々小雨が降る暑さを感じない里山での活動の1日でした。
田植えの準備としての、今年2回目の耕運機による耕転を行いました。比較的乾いていたことで、順調に作業を終えることが出来ました。来月始めに導水して、代かきを行い、田植えに備えます。苗床の稲苗は順調に生育して、約10cmになっています。田植え時には充分な大きさになっているでしょう。
畑ではゴーヤ苗の植え付けを行いました。購入苗が3本、会員が自宅で育てていた苗が4本を約80cm間隔で植え、竹の1本支柱にビニール紐で結束しました。これから、成長に合わせて棚作りをします。珍しい紫芋(パープルスイートロード品種)を8芽の植え付けを行いました。この品種は倶楽部としては始めての植え付けです。楽しみにしましょう。早生のタマネギの収穫を行いました。日照不足か?小ぶりでしたが、球はしっかりしたものでした。一部は昼食用に保管して、残りは参加者の手土産としました。イチゴは豊作で、昼食時のデザートとして食しました。ジャガイモは白い花を咲かしています。実エンドウ豆は多くの実を付けていますが、実りには、もう少し時間が必要です。タマネギやトマト、ナスビ、キュウリ、ピーマン、万願寺トウガラシ、シシトウは順調に生育しています。サツマイモ(60芽植え付け)の4、5芽の根付が悪いようです。長芋とコンニャクは目視出来る生長はありません。
里山林の腐朽竹の搬出を行いました。地表面は少し雑草が生育していますが、明るい良好は雑木林になっています。高木の頂上部にお椀形(約10cm)の巣が確認できました。成鳥(メジロか)は確認できずでした。
休憩所広場の上のモウソウチク林内にカルガモが抱卵していす。卵は正確には確認できませんが10個程です。カルガモは淡水カモ類ですが、休耕畑や竹林内 の乾いた地上に枯れ草や枯葉で巣を作る習性があるようです。幼鳥連れで小川までの移動を楽しみにして、見守りましょう。
昼食は中華丼にデザートは収穫したイチゴでした。中華丼は豚肉にハクサイ、チンゲンサイ、シイタケ、ネギ、ピーマン、ニンジン、シメジでした。高齢者に配慮か、薄味でしたが美味しくいただきました。
第123回「鹿背山倶楽部活動」は6月13日(土)です。
現地集合は10:00です。
畦路沿いの機械草刈り、畑での夏野菜の手入れ、水田の手入れ、里山林の整備ほかを行います。湿気の多い時期になります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。
また、6月6日(土)には「第3回 親子プチ里山農業体験」の最初のイベント「田植え」を行います。こちらにも多くの会員の参加をお願いします。集合時間は通常活動日と同じく10時です。
なお、都市再生機構学研本部が都市開発事業終了につき、閉鎖となりました。学研本部での集合はありませんので注意してください。
5月活動作業予定
122回「鹿背山倶楽部活動」参加者
菅野、坂本、田渕、西田、橋場、松永、山村、大坪、大森、垣見、加藤、宮園敏、長尾でした。