イノシシ捕獲の檻を移動しました

鹿背山倶楽部の11月度活動報告です。

今月は里山農業体験の第3回目。一般参加の皆さんと脱穀作業を行いました。来春収穫のタマネギを植付けし、秋野菜のオオカブ、ダイコン、ホウレンソウが収穫できました。竹林では大量の枯竹の整備、焼却に時間を費やしました。

11月4日
この日は小春日和の暖かい日でした。一週間後の脱穀作業について朝会にて担当や手順などについて話し合いました。当日の準備のため、可能な人は9時半集合としました。
西側のやや高台に開発した畑ではタマネギを植えるため耕耘とマルチ掛けを、広場横の畑では会員が持参した水菜とワサビ菜の苗を植えました。
南にある畑では、堆肥置き場を整理、残っていた冬瓜やナスのツル等を撤去し雑草を刈りました。ビオトープでは猪が壊した土手の修理を行いました。
北谷の奥にある竹林では、先月から始めた枯竹の間伐や焼却作業を続けました。今まで手付かずだった竹林のため多量の枯竹が出てきます。
昼にはマコモダケを調理し皆で食べました。ほうれん草、柿をお土産としました。

11月11日
市民参加のイベント3回目の脱穀です。地元の農家さんから足踏み脱穀機をお借りし、モチ米、赤米(古代米)そして最後にうるち米の順で脱穀を行いました。
子供たちは興味深々。手元で束ねた藁をもって会員に手伝ってもらいながら脱穀を行いました。収穫量はモチ米、うるち米とも昨年の収穫量を上回りそうです。
昼食後、一般参加の家族はサトイモを自分たちで掘ってもらい、トウガンを加えて手土産にしてもらいました。
その後会員でイノシシ捕獲用の檻を別の場所に移しました。大きく重い鉄格子の檻は動かすのが大変。10年以上も同じ場所に設置していましたが、イノシシも学習済みと思われるので、今回の移動を決めました。

11月18日
朝から雨が降っていたため参加者は7名と少数でした。イノシシやウサギの被害が引き続き出ています。今回は駐車場裏に新たに耕した畑に植え付けたばかりの赤タマネギが、黒マルチごとはがされ苗が掘り出されていました。参加者全員で補修しさらに白タマネギ450本を植付けました。周りを竹と不織布で囲みイノシシやウサギ除けを作りました。

11月25日
今年はレンコンが豊作で会員が手土産に出来るほど大量に収穫できました。畑では次週の焼き芋のため残ったサツマイモをすべて収穫しました。また、白ネギの土寄せを行いました。正月用に育てています。
脱穀したお米を地元の農家さんに頼んで、きれいな玄米の状態にしてもらいました。うるち米50㌔(昨年60㌔)、モチ米30㌔(昨年30㌔)、赤米11㌔(昨年10㌔)の収穫量。うるち米は収量が落ちました。稲刈り時の収穫量は昨年以上にありましたが、夏の高温続きのためか一粒一粒が充実してなかったのが原因のようです。
ビオトープでは引き続き畦の整備、竹林では今週も大量の枯竹の焼却を行っています。

 

11月の活動記録

水菜の植え付け

足踏み機で脱穀作業

脱穀用の稲束を手渡し

注意しながらの作業

タマネギの植付け

厳重なイノシシ・ウサギ除け

レンコンを彫り上げ

収穫されたレンコン

12月の活動予定

メインは親子里山農業体験の参加者を交えての餅つきです。春野菜のための草刈り、耕転、たい肥投入などの作業をします。ビオトープの補修、そして枯竹整備も12月いっぱい続きます。

 

11月度の活動参加者

11月の活動参加者は以下のとおりでした。
垣見、加藤、坂本、阪上、田渕、中川、西田、西村、塗信、福井、松尾、宮園(伸)、塚倉、望月、宮地さんとご家族、マシューさんとご家族、木下さんとご家族、吉田さんとご家族、神保さんとご家族、松浦さんとご家族、清水さんとご家族、前田でした。

 

お知らせ
1年間の稲作づくりの総仕上げ、餅つきを12月16日(土)に行います。会員の皆さんは9時に集合して下さい。なお、当日は参加者の手土産餅代として、会員一人(ひと家族)あたり500円を徴収します。当日受付でお支払いください。
また、前日には有志会員で餅つき準備をします。参加可能な方を歓迎します。
12月23日(土)には4年ぶりの忘年会を午後5時から開催します。会場は西木津の「和食さと 木津店」です。人数に限りがありますので参加ご希望の方は早めにお申し出ください(メールでもOKです)。

 

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