鹿背山倶楽部ニュース 特別号
晴天のもと田植え作業をおこないました。
今回は特別号として6月6日に開催した、第3回親子プチ里山農業体験・パートⅠ「田植え」についての模様をお届けします。
前日夜半まで雨が降り続いていた6月6日(土)、親子プチ里山農業体験「田植え」を開催しました。当日早朝には雨は上がり、ひんやりとした曇天のなかで午前10時より活動を開始しました。幸い、午後は晴れに転じ、田植え日和となりました。3組の親子の参加を予定していましたが、当日お子さんの体調不良ということで1組が欠席、2組9名の参加となりました。
午前中は苗取りを行いました。冷たい苗代の流れに入り、大きく育った古代米の苗を数十本づつ、イグサでくくりながらまとめていきました。雑草と苗の区別がなかなか難しく、選り分けるのに、参加者も苦労した様子でした。1時間半ほどで作業を終えることができました。
お昼のレシピは定番のカレーと、ポテトサラダ、フルーツ盛り合わせでした。カレーはひき肉にジャガイモ、ニンジン、ナス、茹でた大豆、シメジなど具だくさんのキーマカレー。大量の玉ねぎとトマト缶を下味に使い、マイルドで味わい深いカレーが出来ました。キーマカレーの上には、トッピングとして、豚バラ肉のカリカリを試してみましたが、こちらも評判はよかったようです。25人前見当としていましたが、鹿背山産の新鮮なジャガイモとタマネギを惜しみなく使ったため、作りすぎとなってしまいました。
ポテトサラダはジャガイモとサツマイモの2種類のサラダを作りましたが、やはり鮮度の勝るジャガイモの方が評判はよかったようです。フルーツはリンゴ、バナナ、オレンジの三種盛りとしました。
昼食休憩をはさみ、午後からは待望の田植えを行いました。ベテラン会員のオリエンテーションを受け、その後、目印の縄を張りながら、一列に並んで約25㎝間隔で苗を植えていきました、苗は3、4本ずつ植えました。古代米(赤米、緑米)の苗でしたが大きく育っていました。
小さい子供たちも一生懸命に頑張りました。むしろお父さんたちの方がバテ気味。「明日が大変」などの感想が聞かれました。
例年のことですが、3回シリーズのうち、一番大変なのは、実は、田植えです。秋の稲刈り、冬の餅つきと、次第にラクになり、楽しさも倍加していきます。皆さん今回はご苦労様でした、次は秋の実りを楽しみにしましょう。田植えの後は芋堀り(キタアカリ)と玉葱の収穫を行いました。収穫した野菜はお土産として持ち帰ってもらいました。
ティータイムは木漏れ日が揺れる小川のかたわらで、コーヒーとジュースを楽しみました。晴れ間の強い日差しをさえぎる木陰を冷涼な沢風が吹き抜けていきました。気持ちよく1日を締めくくる事ができました。
次回の6月13日(土)は定期活動日です。午前10時~午後3時の予定です。
当日は、タマネギとジャガイモの収穫、夏野菜の管理、水田周りの草刈りなどをおこないます。このたび田植えが無事終わりました。このため、当日午後から、今年の豊作を祈念して餅つきと、バーベキューを予定しています。夜はキャンプとホタルの観察会も予定しています。ご期待下さい。
和泉夫妻、垣見、橋場、加藤、坂本、松永、宮園(伸)、児嶋、大森、西田夫妻、宮園(敏)、大岩、田淵、中川、松尾、菅野でした。
プチ里山農業体験として藤吉さまご家族4名、菊池様ご家族5名にご参加いただきました。