~梅雨の中休み。厳しい暑さの里山での活動となる ~

 

鹿背山倶楽部ニュース 第134号

夏野菜の収穫と稲苗の補植、機械草刈りほかをする

 白いホタルブクロの花が咲く中で第123回「鹿背山倶楽部活動」が6月13日(土)に20名の参加で行なわれました。ジャガイモやタマネギの収穫と野菜の誘引や防鳥ネット張り、田植え後の稲苗の補植、休憩所周辺の草刈りほかを行いました。梅雨入り後は曇り空や降雨が続いていましたが、盛夏を思わせる厳しい暑さの中での活動の1日でした。

ジャガイモとタマネギの収穫を行いました。ジャガイモ(ダンシャク、キタアカリ)は順調に生育していましたが、大きいものは少なく、約7cm以下の比較的小ぶりのものが多く収穫できました。また、タマネギは早生種(ソニック)が収穫済みで、残してあった中生種(OP黄)を全て収穫しました。昼食用に一部は残し、参加者の手土産としました。トマトは約70cmに生長しています。カラスやイタチの食害を防ぐために、畝の周りに竹材を立てて囲い、側面と天端にネット張りを行いました。三尺ササゲとツルアリインゲンの誘引ネット張りも行いました。万願寺トウガラシやシシトウも順調に生育しています、収穫して昼食の食材としました。ゴーヤも1m以上に生育して誘引ネットに絡んでいるため棚の設置を行いました。両側の畝に竹材を立て、棚状に組み、天端にネットを設置しました。ヤマイモやカボチャ、キュウリ、サツマイモも順調に生育しています。ムラサキイモ(パープルスイートロード種)にはマルチングを行いました。

1週間前の6日(土)に「プチ里山農業体験」参加者と共同で田植えを行いましたが、稲苗が少し余っていたので、間隔の大きな部分に補植を行いました。これから水田の維持管理を小まめに行い、イノシシ被害に遭わないように対処して、秋の稲刈りを参加者と楽しみたいと思います。稲苗は会員が昨年収穫後に保管していた古代米の籾を苗床で育成したものを使用しました。

休憩所周りの機械草刈りを行いました。この時節に欠かすことの出来ない作業です。今回は急ぐところを 優先に行いましたが、活動日ごとの作業になります(予備の替刃がありませんので砥ぎを行いましょう)。

午前中に餅つきを行いました。3臼分をつき、餡入りヨモギ餅とヨモギ餅を参加者への手土産としました。

カルガモの雄雌が田植え後の水田付近で確認することが出来ました。先月モウソウチク林内で抱卵して、子育てをしたペアと思われます。静観しましょう。

昼食は暑気払いを兼ねて、バーベキューとしました。小川側の木陰にコンロを設置して、鉄板焼きで牛肉や鶏肉、ホルモン、イカ、ソーセージ、収穫し たタマネギとシシトウ、サツマイモ、ナス、キャベツ、モヤシなどをノンアルコールで味わい、暑さで疲れた体力の鋭気を養いました。最後は焼きそば としました。

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バーベキューで鋭気を養う

第124回「鹿背山倶楽部活動」は7月11日(土)です。

現地集合は9:00で、午前中の活動となります。
畦路沿いの機械草刈り、畑での夏野菜の手入れ、水田の手入れ、里山林の整備ほかを行います。厳しい暑さの時期になります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。
なお、都市再生機構学研本部が都市開発事業終了につき、閉鎖となりました。学研本部での集合はありませんので注意してください。

6月活動作業予定

 次回活動日は6月27日(土)です。水田の整備、夏野菜の手入れ、畦路沿いの機械草刈り、里山林の整備ほかを行います。暑くなります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。
6月13日(土)の活動記録

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ジャガイモの収穫

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トマトの防鳥ネット張り

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水田で余った稲苗の補植

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休憩所周辺の機械草刈り

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ヨモギ餅の餅つきを楽しむ

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参加者の記念写真

123回「鹿背山倶楽部活動」参加者

青葉、和泉夫妻、大岩、菅野、坂本、高良以夫妻、田渕、西田夫妻、橋場、松永、宮園伸、山村、大坪、 加藤、中川、松尾、長尾でした。

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