鹿背山倶楽部ニュース 2016年9月-(1)号
ズイキの煮物を味わいました
残暑の続く日々ですが、鹿背山の里にも赤とんぼが群舞しはじめました。やっと秋の気配が姿を見せ始めた中、鹿背山倶楽部9月度活動(その1)を9月10日(土)に19名の参加で行いました。
活動日に先立つ9月5日(月)に、城山台小学校の3年生54名が引率の先生5名とともにビオトープの観察に来てくれました。子供たちはメダカ、ドジョウ、川エビなど多様な水生生物を網ですくっては歓声をあげていました。また会員が育てている日本蜜蜂の巣箱にスズメ蜂が巣を作りました。大変危険なため、急ぎ市役所に連絡してスズメ蜂を退治して頂きました。
大雨と猪の獣害により田畑に導水するための水路が荒らされていたため、10日の活動日にはその修理をしました。ビオトープの漏水箇所の修理も行い、周辺の草刈りをしました。果樹園の草刈りもおこないました。
水田では雑草取りと水量の調整、獣害防止の電気柵の点検を行いました。6月に開催した「親子里山農業体験・田植え」に参加していたご家族が、稲の育ち具合を見に来てくれました。水田は水の管理に苦労しましたが、なんとか長丁場の夏を乗り切り、いよいよこれから実りの秋を迎えます。10月下旬に予定している稲刈りのイベントが今から待ち遠しく感じられます。
竹林では伐採と枯竹の撤去、整備を行いました。伐採した間伐竹は稲刈りの際、稲架掛けの資材として使用する予定です。
畑では秋ジャガ芋の植え付けと、聖護院カブ、小カブ、ホウレン草の種まきをおこないました。収穫した夏野菜はゴーヤ、ナス、白ナス、シシトウ、オクラでした。これは会員の土産としました。
昼食は、担担麺風のうどんと野菜の煮物、ごはんでした。煮物は、会員持参のズイキ(エビイモのズイキです)と、収穫したナス、白ナス、シシトウ、シイタケ、それに厚揚げを加えてつくりました。味わい深いズイキを楽しむことができました。うどんの担担麺風は、キュウリのせん切り(18人分で10本のキュウリを刻みました)にかなり時間を取られてしまいましたが、配膳、盛り付けに皆さんのご協力をいただき、なんとか間に合わせることができました。
次回の活動予定